実は間違っている『日本語』7選 誤って使ってしまう言葉とは?

日本人だから正しい日本語が使えて当たり前!と、思い込んでいる人要注意かもしれません。日本語は奥が深く、日本人でも正しい意味を把握して言葉を使っているわけではない単語が非常にたくさんあります。テレビ番組のクイズなどになることもあるので、知っておいて損はしない、実は間違っている日本語を要チェック!

普段使っている日本語、もしかして間違ってるかも!

普段使用している日本語は、当たり前に正しい日本語であると認識している人が多いです。日本人なので、ある程度正しい日本語が自然と身についているのではと思うことは、決しておかしなことではありません。

しかし、全く疑うことなく使っている日本語の中には、間違っているものが紛れ込んでいる可能性があります。間違いやすい日本語をまとめているので、知識を増やすためにもチェックしておきましょう。

実は間違っている『日本語』7選

実は間違えている日本語は、以下のものがあります。

1.敷居が高い

高級料亭など、自分にはなじみがなく高級が漂う場所などに出向く際、「敷居が高い」という言葉を使う人はは多いです。

本来「敷居が高い」という言葉は、相手に対して不義理があるので近寄りにくいという意味を持ちます。自分が悪いことをしたため申し訳なくて近寄れない、という場面で使用する言葉なのです。

2.白羽の矢が立つ

大勢の中から犠牲者として選ばれる意味合いで、「白羽の矢が立つ」という言葉を使用するケースもあります。やりたくない面倒事を任されたという意味だと思っている人もいるでしょう。

「白羽の矢が立つ」とは、大勢の中からリーダーや代表などの優れた人材として選び抜かれたという意味です。本来良い意味を持つ言葉といえます。

3.小春日和

「小春日和」といえば、ぽかぽかとした春の日差しのようなイメージを持ちやすいですよね。”春”という漢字が使用されているので、春めいた陽気を連想しがちです。

しかし「小春日和」とは、秋の終わりから冬の初めの時期に、春のような温かさを感じる日のことを指します。春を示す内容の言葉ではありません。

4.煮詰まる

「煮詰まる」と聞くと、もう手を尽くしてどん詰まりになってしまった、という印象を持ちやすいです。お手上げ状態を連想させる、良くない意味を持つ言葉として使われやすいです。

しかし、「煮詰まる」という言葉が本来持つ意味は、物事が順調に展開し、結論が見えてきた状態を指します。

5.潮時

物事の終焉や、もう終わりにしようというマイナスな状態のときに、「潮時」という言葉を使う人もいます。

「潮時」という言葉は、ちょうどいい時期という意味を持ちます。そのため、決して悪い意味だけを持っているわけではありません。

6.爆笑・号泣

「爆笑」と聞くと、相手の言葉などでおなかを抱えて大笑いするような場面を連想しがち。しかし、「爆笑」は大勢の人が一気に笑う様子をさす言葉。会場や教室、職場内の人がワッと同時に笑うような場面で使用します。

そして、「号泣」と聞くと人目をはばからず激しく泣く様子を連想しやすいですよね。こちらも本来持つ意味と異なり、大声を出して泣くことを「号泣」といいます。

7.初老

60歳前後になると、自身の老いを感じやすくなる人は多いです。その際、「初老」という言葉が脳裏をよぎる可能性が否めません。しかし「初老」は、本来40歳の異称!早すぎると驚いた人は、多いのではないでしょうか。

まとめ

日本人であっても、正しく日本語を把握するのは難しいことが多々あります。そのため、毎日使用している日本語の意味を、たまに検索してみるのもよいですね。

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