タクシー運転手が嫌がる『絶対に乗せたくない客』の特徴6選

タクシーを利用する際、利用者側もマナーや配慮を忘れてはいけません。本記事では、タクシー運転手の方々が「こんな客は乗せたくない」と嫌がる客の特徴をまとめました。タクシーを利用する機会のある人は、必ずチェックしましょう。

タクシー運転手が『絶対に乗せたくない客』の特徴6選

タクシー運転手は、毎日さまざまな客を乗せて目的地まで車で送ります。しかし、その中にはタクシー運転手が「乗せたくないな」と眉を顰めるような行動をとる客も……。ここでは、タクシー運転手が『絶対に乗せたくない客』の特徴を紹介します。

1.酔っ払い客

夜間に多い事例として、酔っ払い客の乗車があります。少々の酔いであれば問題なく目的地まで送れますが、酩酊状態の客は厄介です。

道順を尋ねても寝入ってしまい、目的地に到着しても起きない客もいれば、あろうことか車内で嘔吐したり排泄してしまう客もいるというから困ったものです。

2.車内で飲食する客

基本的にタクシー内での飲食はマナーの観点から控えるべき行為です。タクシーの揺れで食べ物や飲み物をこぼす恐れがありますし、実際に飲食物をこぼされて車内が汚れてしまったというケースも多数報告されています。

車内での食事はやめて、水分補給したい場合もタクシーが停車したときに「水分補給していいですか」と運転手さんに尋ねてから口をつけましょう。

3.支払い金額や道順に文句を言う客

タクシーを利用する客の中には、目的地に到着してから支払い金額に文句を言う人も少なくないのだとか。「この前利用したときはもっと安かった」「あなたの運転が遅いから金額が余計にかかったじゃない」など、理不尽な言い掛かりで怒り出す客もいるのだそうです。

しかし、道が混んでいれば、その分、目的地までの到着時間がかかり、支払い金額が多少増えてしまうのは仕方がありません。こうした理不尽な怒りをぶつけられると「もう乗せたくないな」とうんざりしまうそうです。

4.「急いで」と急かす客

急ぎの用事がある人の中には、タクシーの運転手に「◯時までにここに着きたいから急いで!」と無理な要求をする人も。

タクシーを運転する上で、道路交通法を遵守するのは基本の規則です。その規則を破ってスピード違反することはできないため、「急いでって言ってるじゃん!」などと文句を言われても、タクシー運転手は法定速度以上のスピードを出して車を走らせることはできません。

5.運転にいちいち口出しする客

男性に多い傾向がある迷惑客に、タクシー運転手の運転にいちいち口出しする客が該当します。

「俺だったら今のところ、こうするね」「今のはいけただろう」など、高圧的な態度で口出ししてくる客は、乗せていて不快な気分になるので乗せたくないと言うタクシー運転手は多くいます。

自分の運転に自信があるのかもしれませんが、そこはタクシーに乗せてもらっているという意識を持ち、謙虚な姿勢でサービスを利用するべきでしょう。

6.道順などを質問しても答えない客

タクシー運転手が「こんな人は乗せたくない」「非常に困る」という乗車時の態度に、道順などを質問しても答えない客が該当します。

「どちらから行きますか」「次の曲がり角はどちらですか」と尋ねているのに、寝ていて起きなかったりイヤホンで音楽を聴いていて聞こえていなかったりすることも。すると、どちらから向かえばよいのかわからず、タクシー運転手の独断で車を走らせることになります。

このような客に限って、後から「どうしてあっちの道に行ったの?」などと文句をつけられることもあるそうで、「こういう客は乗せたくない」という意見が多くありました。

タクシー乗車の際に絶対守るべきマナー

タクシーを利用する際は、利用者側もタクシー運転手への配慮を忘れてはいけません。

  • 乗り込むときは「お願いします」、降りるときは「ありがとうございます」を言う
  • 荷物が濡れているときはタオルで拭くなど配慮する
  • 最初に行き先を告げて、運転手の質問に答えられるように待機する
  • 車内での飲食は控えて、水分補給程度にとどめる(水分補給時も一声かける)
  • 酩酊状態の場合は、酔いが覚めてからタクシーを利用する
  • 降りる前に忘れ物がないか確認する

上記はごく基本的なマナーです。タクシーは狭い密閉空間に知らない者同士で一定時間、過ごすことになります。お互いが気持ちよく過ごせるよう、最低限のマナーやモラルは厳守しましょう。

タクシー内ではお互いが気持ちよく過ごせるような配慮を

いかがでしたか。「お客さまは神様」精神でタクシーを利用していると、タクシー運転手に嫌われる客になってしまいます。タクシー内では、客だけでなくタクシー運転手も気持ちよく運転できるようお互いが思いやりの心を持って配慮しましょう。

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