海外でやってはいけない『食事の仕方』7選 マナーと思ってやったことが、失礼にあたる可能性も

日本と海外では、文化やマナーにさまざまな違いがみられます。本記事では、海外でやってはいけない『食事の仕方』をまとめました。マナーと思ってやっていた行動が、海外ではタブー視されているかもしれません。

マナーと思っていた行動が、海外では失礼にあたることも

海外旅行先でマナーだと思ってやっていた行動が、現地では失礼にあたる行為だった……という話は珍しくありません。

日本と海外では、文化や思想、マナーに大きな違いがみられる部分もたくさんあります。海外へ旅行する際は、行き先の文化や基本的なマナー、ルールをあらかじめ確認しておくと安心です。

海外でやってはいけない『食事の仕方』7選

具体的にどのような行動が海外の食事の席ではタブー視されることが多いのでしょうか。ここでは、海外でやってはいけない『食事の仕方』を紹介します。

1.音を立てて食事する

日本でも基本的に音を立てて食事をすることはタブー視されていますが、ラーメンやお蕎麦などに関しては、音を立てて啜るのが乙とされます。

しかし、海外では麺類であっても音を立てて食事する行為はマナー違反です。カトラリーのかちゃかちゃとぶつかる音も白い目で見られてしまいがちなので、海外で食事する際は音を立てないように細心の注意を払いましょう。

2.熱いものに息を吹きかけて冷ます

日本では、汁物を中心に熱々の食べ物に息を吹きかけて冷ます行動がみられます。しかし、海外で熱いスープなどに息を吹きかけると、品のない食べ方として白い目で見られてしまうでしょう。

そもそも海外では、すぐに食べやすいよう熱々で食事が提供されない地域も多く、また汁物に関してもスプーンですくって口に運ぶため、わざわざ冷まそうとしなくとも口内を火傷することは少ないのです。

3.食器を手に持って食べる

日本では、直径15cm以内の茶碗を手に持って食べることが許されています。そのため、白米や汁物などは、お茶碗を左手に持って食べることも多いですよね。

しかし、海外では基本的に食器を手に持って食べる文化はありません。そのため、小さめの食器であっても、手に持って食べてしまうと「どうしてそんな食べ方しているの?」と驚かれてしまいます。

4.食器に直接口をつけて食べる

食器を手に持って食べる文化が海外にないため、口を直接食器につけて食べる行為は言語道断です。

日本では、味噌汁などの汁物の場合、手に持って食器に口をつけて汁を味わう文化があります。しかし、海外ではそもそも食器を手に持って食べる文化がないため、「汚い」「下品だ」と印象を与えてしまうでしょう。

5.パスタにスプーンを使う

日本人はパスタをフォークで巻くとき、綺麗に巻くためにスプーンを添えることがあります。しかし、本場の欧米圏ではパスタをフォークで巻く際、スプーンを使うことはありません。

したがって、海外でパスタにスプーンを使ってしまうと、「何してるの?」と信じられないものを見るような視線を送られてしまいます。気をつけましょう。

6.グラスをぶつけて乾杯する

これは国によって異なりますが、地域によっては乾杯の際、グラスをぶつける行為がタブー視されているところも多いです。

特に、ワイングラスはお互いにグラスをぶつけて乾杯するのではなく、目の高さまで上げて乾杯の合図を送る方法が一般的です。ワインを楽しむ際は、グラス同士をぶつけず、目の高さまで軽く持ち上げて乾杯しましょう。

7.大声で店員を呼ぶ

日本では、飲食店で「すみません」と声を出して店員を呼ぶ光景が多くみられます。しかし、海外では大声で店員を呼ぶところは少なく、視線を合わせたり軽く手を上げて合図を送ったりします。

しかし、国によって店員の呼び方は異なる点に注意が必要です。

たとえば、ドイツではナチスを彷彿させてしまう手のひらを相手に見せたまま挙手するポーズはタブー視されています。そのため、手を上げて店員を呼ぶと冷たい視線を送られてしまうので、目を合わせたり、人差し指を1本だけ伸ばして合図を送る方法が一般的です。

事前に渡航先の国の基本的なマナーを調べておこう

いかがでしたか。日本と海外では文化に大きな違いがあるため、日本で常識とされている行動が海外では非常識な行為にあたることも珍しくありません。海外へ旅行する際は、事前に渡航先の基本的な文化やマナーを調べておくと、安心して旅を楽しむことができるでしょう。

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