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冷蔵庫に入れたカレーの賞味期限の目安

カレーは、作った後正しく保存しなければすぐに傷みます。とろみがあり、常温放置は劣化やウェルシュ菌の発生原因につながるので、保存方法には注意せねばなりません。
冷蔵庫で保存した場合でも、2~3日を目安に食べきりましょう。夏場はカレーが劣化しやすいので、できればその日のうちに消費するのが理想です。
しかし、カレーは多くできてしまいがち。そこで把握しておきたいのが、冷蔵庫でカレーを長持ちさせる保存方法です。どのようなものがあるのかまとめたので、ぜひ実践してみてください。
冷蔵庫でカレーを保存するときに試したい、長持ちさせる保存方法

冷蔵庫でカレーを保存する際、長持ちさせるための保存方法は、以下のものがあります。
1.タッパーで小分けにして保存する
カレーを作った鍋のまま冷蔵庫に入れると、カレーが酸素に触れやすくなります。酸素中には、さまざまな細菌が漂っています。酸素に触れる機会が多いということは、カレーの中になんらかの菌が侵入して繁殖する可能性が高くなることに直結しているので、鍋のまま保存するのはNG。
タッパーや密閉袋を使用して、小分けにして保存しましょう。その際、カレーが空気に触れないよう工夫してください。タッパーで保存する場合は、ぴったりとカレーの表面に落としラップをかけて蓋をしめます。密閉袋を使用する場合は、しっかりと空気を抜いて封をしてください。
2.冷ましてから冷蔵庫に入れる
カレーに限らず、調理した食材は冷めてから冷蔵庫に入れましょう。他の食材に熱が伝わり、劣化する可能性が高まります。カレー自体も、熱いいものを冷ますときに発生する水蒸気などが付着することで劣化する確率が上がるため、しっかり冷めた状態で保存してください。
3.温度の変化が少ない場所で保存する
カレーは劣化しやすい食材なので、一度冷蔵庫に入れたら、食べるまでできるだけ温度が変化しない場所で保存するのがよいでしょう。冷蔵庫のドアポケットなどでの収納は、基本的にNG。
カレーが劣化しているときのサイン

カレーが劣化しているときに見られやすい変化は、以下の通りです。
- 表面が白っぽくなっている
- カビが発生している
- 過剰な粘着き…糸を引くなど
- 異臭がする…酸味の強いニオイ・納豆のようなニオイなど
カレーは味が濃くて香りも強めなので、よく観察しないと劣化サインを見落としてしまうかもしれません。前日作ったものであっても、状態の観察は必須!味をみて、ちょっとでもおかしいと感じる場合は、傷んでいる可能性があるので破棄するのが無難です。
まとめ
カレーは傷みやすいので、できれば作った当日に食べきりましょう。冷蔵保存する場合は、小分けにして空気が触れないよう工夫すると、少し長く保存しやすくなりますよ。劣化サインも、見逃さないようにしましょう。









