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冷蔵庫の一般的な平均寿命は10年前後

皆さんが今お使いの冷蔵庫は、購入からどのくらいの年数が経過していますか。冷蔵庫の一般的な平均寿命は約10年前後と言われており、早いご家庭で8年、長持ちしているご家庭で12〜14年程度という調査結果が出ています。
しかし、多くのご家庭では、10年程度で不具合が現れることが多く、この時期に買い替えを検討するご家庭が大半のようです。
古い冷蔵庫は最新式の冷蔵庫よりも電気代が高くなりやすいという点も含めて、10年前後で買い換えることが推奨されています。
冷蔵庫が故障する『前兆』5選

ある日突然、冷蔵庫が故障すると中の食材が傷んでしまうので慌ててしまいますよね。しかし、実は故障する前に冷蔵庫は『前兆』を出していることが多いです。ここでは、冷蔵庫が故障する前に出すサインを紹介します。
1.庫内が冷えにくくなっている
庫内が冷えにくくなってきたと感じたら、冷蔵庫が寿命に近づいているサインかもしれません。
- 食材の傷みが早い
- 製氷機で氷が作れない
- 冷凍食品が溶けてしまう
上記のような状態は、すでに冷蔵庫として正常に機能していません。壊れて動かなくなる前兆か、あるいは限界を超えているサインなので、早めに買い換えか修理を検討しましょう。
2.聞きなれない異音がする
冷蔵庫は正常な状態でも稼働音が聞こえることも多々あります。しかし、今まで聞いたことのない異音や明らかに大きな音が聞こえてくる場合は、冷蔵庫が故障する前兆の可能性が高いでしょう。
すでに冷蔵庫の内部で異常が生じていたり、稼働させるために大きな負荷がかかっている状態です。故障も時間の問題なので、まずは業者に点検を依頼してみてください。
3.冷蔵庫周りに水漏れしている
冷蔵庫の周りに水溜りができていることはありませんか。「誰かが水をこぼしたのかな?」と勘違いしてしまう人もいるかもしれませんが、それは冷蔵庫から水漏れしている恐れがあります。
冷蔵庫の排水経路が詰まってしまうと、庫内に水が溜まってしまい、ドレンホースの詰まりやパッキンの劣化によって水漏れが生じます。冷蔵庫の劣化や故障が原因なので、早急に点検や修理、買い替えを検討してください。
4.庫内の霜や結露が増える
冷蔵庫を長年使い続けていると、冷却機能が低下してしまいます。すると、庫内の霜や結露が増えるという現象が発生するのです。
したがって、「最近、冷蔵庫の中に霜がやたらとついている」「食品が結露している」と感じるようになったら、冷蔵庫が寿命に近づいているサインと考えましょう。
5.電気代が突然上がった
ある月から突然電気代が上がった場合、何が原因か電気の使い方を見直すご家庭が大半でしょう。しかし、心当たりのない場合は、24時間365日稼働させている冷蔵庫に問題があることを疑ってください。
電気代が突然上がった理由は、冷蔵庫が劣化し、より多くの電気を消費していることが原因かもしれません。不具合が起きると、より多くの電力を使用して庫内を冷却させようと働くため、電気代が上がりやすくなるのです。
こんなときは買い替えるべきサイン!

冷蔵庫に不調が現れ始めたら、修理するか買い換えるか悩む人も多いでしょう。以下のタイミングや症状に当てはまったら、冷蔵庫の買い替え期だと判断してください。
- すでに購入から9年以上が経過している
- 電気代が高くなったと感じる
- 庫内が冷えにくく、食品が傷んでしまう
- 『故障する前兆』が複数現れている
すでに購入から9年異常が経過している場合、メーカー側で修理部品の保有期間を過ぎている可能性があります。すると、修理ができなかったり、修理に高額な費用がかかってしまうことも多く、買い換えた方が結果的にコスパが良いことも多いです。
また、古い機種は機能の劣化によって電気代が高くなりがちです。電気代が高くなったと感じた場合は、無理に古い家電を使い続けるのではなく、新しい家電に買い換えた方が毎月の電気代を節約でき、結果的に家計へのダメージを軽減できることも。
故障する前兆が現れたら早めに買い換えか修理を検討して
お使いの冷蔵庫に故障する前兆が現れたときは、早めに買い換えか修理を検討しましょう。ただし、9年以上使い続けている冷蔵庫は、修理自体が難しかったり高額な費用がかかる可能性があるので、総合的に考えて買い換えるのがオススメです。









