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庭の草むしりは正しい服装とやり方がポイント

庭のある住宅に住んでいる人は、1年に一度くらいを目安に庭の草むしりをしているご家庭も多いでしょう。
庭の草むしりは、正しいやり方と手順を踏めば、雑草が生えにくくなったり、効率的に草むしりを終わらせたりできます。しかし、間違ったやり方では、効率が悪くなかなか作業が進まなかったり、最悪の場合、怪我を負ってしまう危険もあるので気をつけましょう。
庭の草むしりでやってはいけない『5つの行動』

庭の草むしりをするときは、正しいやり方を熟知しておく必要があります。ここでは、草むしりでやってはいけない行動を紹介するので、これから草むしりを予定している方は気をつけてください。
1.素手で草むしりする
草むしりをするとき、面倒くさいからと素手で草むしりに臨む人がいます。根が張っていない小さな雑草を少量であれば、素手でも問題はないでしょう。しかし、雑草が大量に生えていたり、根が深く張っている草がある場合は、素手で草むしりすると草で手を切ってしまう危険があります。
途中で手を切ってしまうと作業にも支障が出るので、必ず草むしりをする際は厚手の軍手を準備しましょう。
2.半袖半ズボンなど肌が露出した状態で行う
半袖半ズボンアド肌が露出した状態で草むしりすると、草で露出した肌に傷をつけてしまったり、草むらに隠れている虫に刺されてしまうリスクが高まります。
特に夏場は暑さが厳しいので、半袖半ズボンで草むしりに臨む人が多くいます。しかし、夏は特に虫の生息率が高いので危険です。必ず肌を隠せるような服装で臨みましょう。
3.葉っぱの部分だけを取り除く
草むしりする際、葉っぱの部分だけを鎌で刈って取り除き、草むしりを終了している人がいますが、これでは根の部分が残っているため、またすぐに伸びてしまいます。
せっかく時間をかけて草むしりしているのに、すぐに伸びて再び草むしりが必要になるのは、無駄な手間がかかってしまうでしょう。葉っぱの部分だけではなく、根っこから抜き取ることで雑草が生えにくくなり、次回の草むしりの手間を少しでも省くことにつながります。
4.強風の日に草むしりする
強風の日に草むしりを決行してしまうと、強風に煽られて取り除いた草が飛んでいってしまう恐れがあります。近隣の住宅敷地内に入ってしまうなど、近所に迷惑をかけてしまうため、強風の日の草むしりは避けてください。
また、気温の高い日や時間帯の草むしりは、熱中症や脱水症状の危険が高まります。なるべく気温の低い日や時間帯を選んで草むしりしましょう。
5.抜いた草をそのまま放置する
刈ったり抜いたりした草をそのまま放置していると、風に煽られて飛ばされてしまったり、害虫やカビの温床になる恐れがあります。
抜いた草はそのまま放置するのではなく、その日のうちに集めて袋に捨てるなど、適切に処理してください。
庭の草むしりのやり方で正しい方法・手順を解説

庭の草むしりをするときは、事前準備も大切です。
- 長袖長ズボン、汚れても良い靴で草むしりする
- 厚手の軍手を装着する
- 虫が多い季節は虫除けスプレーを使う
- なるべく涼しい時間帯や天候の良い日に行う
- 草刈り鎌やスコップを用意する
怪我や虫刺されなどのリスクの少ない服装を着用し、必ず軍手も装着してください。また、草刈り鎌やスコップがあると、より効率的に作業を進めることができます。
- 大きな草から着手する。草は根っこから引き抜く
- 根が張っている草はスコップや鎌を根本に差し込んで土と一緒に引き抜く
- 抜いた草の土を落とす
- 抜いた草を熊手などで集めてゴミ袋に入れる
- 雑草を予防する場合は庭に除草剤などを撒く
なるべく大きな草から抜いていくと、疲れが見え始める後半の作業が楽になりますし、小さな草も見えやすくなるため、効率よく作業を進められます。
また庭に雑草が生えないように予防したい場合は、除草剤を撒いておくと雑草が生えにくくなるでしょう。
最近では除草剤を撒いた上から防草シート付きの人工芝を敷くご家庭も増えています。「草むしりしたくないけれど、庭が欲しい」という方は、こうしたアイデアを取り入れるのもオススメです。
庭の草むしりは正しいやり方と手順で効率的に実行しよう
いかがでしたか。庭の草むしりは、正しいやり方と手順を把握して行うことで、効率的に、安全に作業を進めることができます。ぜひ今回ご紹介した事前準備や手順を参考に、庭の草むしりに着手しましょう。









