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幸せは大きな成功や大金を手にすることだけではない

幸せを感じる価値基準は、人それぞれ異なります。そのため、他者が感じる幸福感を否定することは適切ではありません。しかし、自分が幸せと感じることを相手に押し付けてしまうのはNG。幸せではない人の特徴を確認し、幸福感に欠けていると感じる原因をチェックしてみましょう。
『幸せではない人』4つの特徴

幸せではない人の特徴は、以下のものがあります。
1.なにかにつけて比較しがち
幸せではない人は、なにかにつけて比較する癖があります。
- 他人との比較
- 家族や親族との比較
- 過去の自分との比較など
人と比較して優越感に浸って幸せを感じても、本当の幸せではないのでなかなか持続しません。そのため「あの人に比べて私は○○が優れている」「あの人はこれを持ってないけど、私は持ってる」など、何度の周囲との比較を行い、自分の心の安定を図ろうとするのです。
2.ひとつのものに執着しすぎる
なにかひとつのものに執着し、それを人に押し付けてマウントを取るような人も、幸せではないといえます。
- 自分や伴侶の仕事内容の自慢
- 卒業校自慢
- 実家の太さ
- 子どもの優秀な成績
- いかにお金があるかなど
相手へのマウント行為によって得る幸福感も、長くは続きません。何度も同じ内容でマウントを取っていると、周囲の人から距離と取られてしまいます。
3.ないものをなんでも欲しがる
ないものをなんでも欲しがる人も、幸せではない可能性が高いです。ないものねだりをするということは、常に自分が持っていないものに着目し、意識の中にあるということになります。常にないものに意識が向いているということは、満たされない気持ちを抱えていることにも繋がるので、心が寂しい状態になっているともいえるでしょう。
4.自尊心が低い
自尊心が低いと、たとえ大きな成功を収めたとしても素直に喜べません。自分の失敗にばかり視線を向けやすく、満足感や達成感を得にくい傾向。どんな成果を収めても、自分の成果という正当な評価を出すことができません。
幸福度を高めるために意識すべきこと

幸福度を高めるために意識すべきことは、以下の通りです。
- 小さな幸せを探す
- 達成したことを、正当に評価するよう心がける
- 自分の手にある幸福に目を向ける
- 高すぎる理想や大きすぎる目標、強すぎる向上心を持たないよう注意する
- 他者へのマウント行為や陰口などを辞める
幸福度を高めるためには、他人ではなく自分に視線を向けることが大切です。向上心を持つことは大切ですが、それに他人をつき合わせたり巻き込んでしまうのはNG。今自分の手の中になにがり、幸福と感じられるのかを適切に判断して大切にすることが重要です。
まとめ
幸せではない人には、複数の共通点があります。どのようなものがあるのかを確認すると、当てはまる部分があるかもしれません。小さな幸福に注目し、幸福度を高めましょう。









