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チェックアウト前にやるべきではない5つのNG行為

ホテルをチェックアウトする前、皆さんはどのように過ごしていますか。過ごし方ややりがちな行為がホテル側に大きな迷惑をかけていることもあります。
ここでは、ホテルのチェックアウト前にやるべきではないNG行為とその理由をチェックしていきましょう。
1.部屋を散らかしたまま退出する
部屋を来た時の状態へと完璧に戻さなければいけない、とは言いません。しかし、使ったものを元の場所に戻さず、さまざまな場所に散らかしっぱなしにしていたり、水回りをびしょびしょにしたまま放置していたりすると、清掃スタッフはゲンナリしてしまいます。
特に、備品が元の場所に戻っていないと、掃除や片付けだけでなく、その備品の捜索をしなければいけません。時間ロスになってしまうので、「使ったものを元あった場所に戻す」くらいは心がけてください。
2.食べかけ飲みかけのものを放置する
食べかけのものや飲みかけのものをテーブルの上に放置していませんか。実は、ホテル側として食べかけのものや飲みかけのものは、「これはもう絶対に不要だろう」というものでも原則3ヶ月は保管しなければいいけません。
食べ物や飲み物は腐ってしまうため、多くの場合、本人に電話をかけて廃棄していいか否かを尋ねたり、1〜2日ほど保管しているケースが多いです。
これが非常に厄介で手間がかかるため、ホテル側としては「すごい迷惑」と感じています。
3.私物をいらないからと置いて帰る
持ってきた私物の中に「持ち帰るのが面倒だな」「これはもういらないな」と思うものが出てきても、基本的に持ち込んだ私物は家に持ち帰ってください。
ホテルには、忘れ物を3ヶ月間保管しなければいけないという規則があります。したがって、いらないからと置いて帰ってしまった場合、それが忘れ物かどうか判断が難しいため、3ヶ月間、ホテル側が保管し続けることになるのです。
保管スペースの幅もとりますし、管理にも手間がかかるため、私物を自己都合で置いて帰る行為は控えてください。
4.ホテルの備品を持ち帰る
ホテルに備え付けられている備品は、原則持ち帰ってはいけません。近年、なぜかホテルに備え付けられているものを持ち帰って良いと判断する人が増えているようですが、これは立派な窃盗犯罪です。
- タオル
- ドライヤー
- 部屋着
- 鏡
- 寝具
- シャンプーやリンス
そのほかにも驚くべき備品が勝手に持ち替えられてしまう事件が多発しています。備品やアメニティは勝手に持ち帰らないようにしてください。
5.使用済みのタオルなどを家具の上に放置
お風呂や洗顔時などに使った使用済みタオルは、タオル掛けに干したりまとめて浴室に置いておくなど、清掃員の人が清掃しやすいように配慮してください。
使用済みのタオルを寝具の上や床の上に放置していると、雑菌が繁殖するだけでなく、寝具や床も必要以上に汚れてしまいます。拾う手間もかかり、清掃員の手を煩わせ、時間ロスにもつながるので、なるべくまとめて浴室に置いておくなど配慮しましょう。
忘れ物に注意!チェックアウト前に必ず確認すべき場所

チェックアウトしてから「あれを忘れた」と忘れ物に気づいた経験はありませんか。忘れ物をしないためにも、チェックアウト前には以下の「忘れ物をしがちな場所」を必ず確認してください。
- ベッドの上
- ベッド脇のサイドテーブル
- コンセント
- クローゼット
- 洗面所
- 浴室
- 冷蔵庫の中
- テーブルの上
上記の場所には、持ち込んだものを置きっぱなしにした結果、そのままおき忘れてしまうケースが多発しています。チェックアウト前に、必ずすべての場所を見て回りましょう。
チェックアウト前に心がけたい基本的なマナー

そのほかにもチェックアウト前には以下のようなマナーを心がけましょう。
- 簡単に部屋を片付けておく
- 不要なものは全てゴミ箱に捨てる
- 飲みかけは洗面所に流してからゴミ箱に捨てる
- 忘れ物がないかチェックする
- 使った備品を元の場所に戻しておく
- 使用済みタオルはまとめて干すか浴室に置いておく
- 余裕を持って準備を終えてチェックアウト時刻までに手続きを済ませる
上記の基本的なマナーを守り、気持ちよくチェックアウトしてくださいね。
ホテルではチェックアウト時の行動にも思いやりを
いかがでしたか。ホテルでのんびりと過ごす時間は至福のときです。しかし、チェックアウト前にタブー行為をしていると、その後、清掃に入るホテルスタッフに迷惑がかかります。
使う側もホテル側への配慮を忘れないように心がけ、チェックアウト前には思いやりを持った行動で気持ちよく退出しましょう。









