武田鉄矢、高市首相を『卑弥呼』呼び→その後”歴史談義”を開始し、視聴者呆れる…ネットでもコメント殺到「個人の神格化はカルトの条件の一つじゃなかったか？」「ちょっと短絡的すぎる」

2025/10/24 話題のニュース

22日放送のテレビ番組に、武田鉄矢氏が出演。高市早苗新首相の誕生に伴い、私見を述べました。武田氏は高市氏が首相になり涙を流したと語り、日本の危機的状況では女性が先頭に立ち危機を乗り切ってきたと解説。「卑弥呼もそうです」と、高市氏を邪馬台国の女王に例える場面があり、歴史談議を始め、視聴者から呆れの声が上がっています。

武田鉄矢、高市首相を『卑弥呼』呼び→その後”歴史談義”を開始し、視聴者呆れる…ネットでもコメント殺到

22日放送のフジテレビ系「サン！シャイン」に、武田鉄矢氏が出演。高市早苗新首相を歴史上の人物である『卑弥呼』とした持論を展開し、その後歴史談議に発展。視聴者から呆れの声が上がり、ネットでも様々なコメントが上がっています。

武田氏は高市氏が首相になったことを受け、涙を流したと語りました。島国で極東にある日本は、危機的状況になったとき女性が先頭に立ってきたことを周囲に話し、「女性が先頭に立ったほうが、危機的なピンチっていうのは、日本の歴史のなかで何度も乗り越えてきているんですよ」と解説。そして「卑弥呼もそうですよね」と、高市氏を邪馬台国の女王に例えました。

武田氏の主張を受け、MCの谷原章介氏が「最高神は天照大神、女性ですから」と話すと、武田氏は嬉しそうにその話に乗り「日本はそこから始まったんですから！」と大いに納得している様子。続けて「私、そんなことを思い合わせて、この内閣はうまくいくように思わず合掌したんですけどね」「私にとっては信仰の対象みたいなもんですね」と持論を展開しました。

高市氏を卑弥呼に例えた武田氏の意見に、ネットでは神格化に対する呆れた声などが上がり、歴史談議開始の脱線振りに既視感を持つ人も多い様子。

武田氏は同番組の4月放送回で浮気性の夫と同じ墓に入りたくないという悩みに、「お墓というのは国の風景になる」「古墳を見ると気持ちが落ち着くでしょ。あれは実はお墓なんですよ」と語りました。樹木葬の話題では「1本の木が墓標になる」「団塊の世代にとっては前方後円墳みたいなもの」と話し、電話終了直後まで「前方後円墳！前方後円墳！」と叫んでいたこともあります。

9月24日放送回で中国で公開された映画「731」については、「日本もそうなんだけど、誰かから教えられた憎しみの感情は、歴史上にいい結果を残してませんよね」と述べて、「日本も遠い昔、戦争が起きる前に異国のことを”けだもののよう”、”鬼のような”ってたとえたんですが、実際知り合ってみるとそうではなかった」と、熱弁を展開。

映画「731」は、旧日本軍の細菌戦部隊が旧満州の捕虜たちに生体実験を行った713部隊を題材にした反日映画とされています。

武田氏がTBS系「3年B組金八先生」の国語教師役で人気を博し、教師役の延長線上で視聴者に対し歴史講義をしているつもりなのではとの声も上がっています。武田氏は歴史の専門家ではないので、独特とも取れる連想ゲームのような話が視聴者にどこまで響くか危惧する声も上がっています。

武田氏の語りについて、ネットでは以下のような声が上がっていました。