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下着の盗難は認知されているだけでも年間約5000件
令和5年では、下着が盗まれたと報告のあった件数が4,837件と、約5000件に上る件数が発生していました。2017年には1万件に上っていた過去があるので、その頃に比べると大幅に減少していることが窺えます。
しかし、残念ながら下着泥棒は0になりません。女性や子供の下着を狙って盗んでいくので、盗まれた人は不安や嫌悪感を抱き、中にはトラウマになってしまう人もいるでしょう。
どのような状況で下着が盗まれやすいのか把握することで、下着を盗まれないよう対策することが大切です。
『下着が盗まれやすい家』の特徴5つ
どのような家が下着泥棒に狙われやすいのでしょうか。ここでは、下着が盗まれやすい家の特徴をみていきましょう。
1.低層階の住宅
集合住宅や一戸建ての場合、低層階に下着を干していると盗まれてしまうリスクが高まります。1〜2階であれば、犯人は簡単に侵入できてしまうので、たとえベランダの中であっても盗まれてしまうでしょう。
特に道路に面した方向へ干していると、下着が目に入ってしまい、衝動的な犯行欲を駆り立ててしまうと言われています。低層階の人は、目につかない場所に下着を干すようにしてください。
2.近くに非常階段や通路がある
集合住宅の場合は低層階の人だけでなく、近くに非常階段や通路がある部屋の人も注意が必要です。非常階段や通路から近い部屋の場合、少し離れていても、身体能力の高い人であればベランダへと飛び移ることが可能だからです。
また、一戸建ての場合は、ベランダへの踏み台となるような場所に室外機などが置かれていると、それを踏み台にして侵入されてしまいます。ベランダに侵入できるような場所に踏み台となるものは置かないようにしましょう。
3.屋外に下着を干している
下着を盗まれないように対策するには、大前提として下着を外に干さないようにすることが大事です。屋外に下着を干していると、犯人の目につきやすくなり、ターゲットにされてしまいます。
また、屋外に下着を干していると、家の中に侵入する手間が省けてしまうので、より簡単に盗まれてしまうでしょう。
4.外から見える場所で室内干ししている
屋外でなく室内に干している場合も、外から室内が見える状況で窓際に干していると、外から下着が目についてしまいます。
室内干しする場合は、カーテンを閉めるなど外から室内が見えない状態にしたり、外から見えない場所に下着を干したりして安全を確保しましょう。
5.防犯対策されていない
家自体の防犯対策が徹底されていないと、犯人にとって「この家は防犯意識が薄い家族が住んでいる」という目印になってしまいます。
- 鍵を閉め忘れることがある
- 窓の鍵が二重になっていない
- 窓を開けたまま出掛けてしまう
- 防犯カメラなどの対策グッズが設置されていない
上記のような行動や特徴に心当たりのある場合は、狙われやすくなるので気をつけてください。
下着が盗まれないために今すぐすべき対策とは
下着を盗まれないように、今すぐ以下の対策を実践しましょう。
- 外から見えない場所に室内干しする
- 家の周りに防犯カメラやセンサーライトを設置する
- 窓の鍵をツーロックにする
- 窓に防犯フィルムを貼る
洗濯した下着は、必ず外から見えない場所に干してください。これだけでも下着を盗まれるリスクをグッと下げることができます。
また、家の中に侵入されないよう、防犯対策を徹底しましょう。防犯カメラやセンサーライトを設置したり、窓を二重ロック仕様にするなど、できるところから防犯対策を取り入れてください。
下着を盗まれないためにも今すぐ必要な対策を
いかがでしたか。下着は外に干してしまうと、犯人の目に留まり持ち去られてしまいます。必ず室内の目につかない場所に干すようにして、侵入を阻止するためにも家全体の防犯対策を徹底しましょう。