マスクには『表』と『裏』がある!見極める4つのコツや間違った付け方とは

皆さんはマスクを正しく装着できていますか。秋から春にかけて、感染性ウイルスや花粉など、さまざまな状況にマスクは効果的です。本記事では、マスクの表裏を見極めるコツや間違った付け方を解説しています。あらためてチェックしましょう。

マスクを付けることで期待できる効果とは

毎年、日本では秋から冬にかけて、ウイルス性の感染症が流行する時期が訪れます。また、冬から春にかけて、花粉症を患っている人はアレルギー症状が悪化しやすいシーズンでもあるでしょう。

この時期はマスクの装着が推奨されていますが、具体的にどのような効果が見込めるのでしょうか。

  • 咳やくしゃみの飛沫や含まれる細菌で周囲を汚染することを防ぐ
  • 周囲にウイルス感染者がいる場合は、多少予防する効果もある
  • 花粉の時期にはアレルギー症状を緩和する効果が見込める

主に以上の効果が期待できるため、特に感染症が流行しやすい時期に、イベントやショッピングモールなど、大勢の人が集まる場所に行く際は、マスク装着が推奨されています。

マスクの『表』と『裏』を見極める4つのコツ

毎年のように装着し慣れているマスクですが、実はマスクには「表」と「裏」があることをご存知ですか。ここではマスクの表裏を見極めるコツを紹介します。

1.プリーツのひだの向き

マスクの表と裏を見極めるためには、プリーツの向きを確認しましょう。

マスクの表面にプリーツが施されているタイプの商品は、プリーツのひだが下向きになっている面が表です。もしも反対に付けてしまうと、埃や花粉がひだに溜まり、吸い込んでしまう恐れがあります。

2.マスクを上下に広げた時の形状

オメガ式プリーツのマスクの場合は、マスクを上下に広げた時の形状で見極めることも可能です。

マスクを上下に広げた時、中央部分が外側に盛り上がっている面が表になります。これは、口元に付けた際、鼻や口とマスクの間に隙間を作ることで、呼吸しやすいように工夫されているためです。

3.耳紐の接着面が外側についている方が表

意外と間違えている人が多い見極め方に、マスクの耳紐の接着面が該当します。

耳紐の接着面は「見た目が悪い」と判断し、接着面のある方を裏側にしてしまう人が少なくありません。しかし、実際は接着面のある方が表です。

裏と面を間違えて付けてしまうと、効果が下がってしまう恐れもあるので注意しましょう。

4.ロゴが相手から正しく読める方が表

マスクによっては、メーカーやブランドのロゴが記載されている商品も多いです。ロゴが記載されている場合、相手から見てロゴが正しく読める面が表になります。

紹介した複数の見極めのコツを総合して判断し、マスクの表と裏を見分けてください。

マスクの上下にも気をつけよう!

ちなみに、マスクには表と裏だけでなく、上下もあります。上下の見極め方は、鼻が当たる部分のノーズワイヤーの有無です。

ノーズワイヤーとは、鼻とマスクの隙間をぴったりフィットさせるために取り付けられているワイヤーのことを指します。

鼻の部分にノーズワイヤーが当たらなければ効果が薄れてしまうので、必ずノーズワイヤーがある部分を上にして装着しましょう。

効果なし!?マスクの間違った付け方

マスクは正しく付けなければ、最大限効果を引き出すことができません。以下の付け方は間違っているので、やっている方は今すぐ改善しましょう。

  • マスクの表と裏が逆になっている
  • 鼻がマスクから出ている
  • 鼻とマスクの間に隙間が空いている
  • 顎が出ている

コロナ禍でも話題になりましたが、マスクから鼻や顎が出ていると、ウイルスや花粉を鼻で吸い込んでしまったり、顎とマスクの隙間から細菌や花粉が入り込んだりするため、効果が下がってしまいます。

必ず鼻から顎にかけてマスクを覆い被せ、ノーズワイヤーで鼻とマスクの隙間が無くなるようにフィットさせましょう。

マスクは正しく装着して効果を最大限引き上げよう

いかがでしたか。マスクは正しく装着することで、効果を最大限引き上げることができます。これからの季節にはマスクは大活躍するので、今のうちに正しい付け方をマスターし、秋冬を健康で乗り切りましょう。

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