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冗談で若者に言った言葉…もしかしてハラスメントになってるかも
ちょっとした冗談のつもりで言った言葉が、若者にとってはハラスメントになってしまうことは少なくありません。同年代や少し上の世代であれば笑って流して、冗談と受け取って親睦を深めるきっかけになる言葉でも、世代が違えば失礼になってしまうことがあるので、注意しましょう。
若者が離れていく『時代遅れな言葉』5選
若者が離れていく、時代遅れな言葉は以下の通りです。
1.結婚や出産などのニュアンスを含む言葉
結婚や出産は、人生の大きな転機になります。デリケートな問題なので、冗談で指摘していいものではありません。
- 独身の人に「彼氏(彼女)いるの?」「早くしないと行き遅れるよ」と恋人を作るよう促す声
- 交際中の人がいる場合「いつ結婚するの?」「結婚式はやったほうがいい」など結婚を急かす
- 結婚した人に「子どもは?」「新婚なんだから」など、子どもを急かす
子どもを持つ持たないは、夫婦の問題です。結婚するかは、カップルの問題になります。他人が口を挟むことではありません。
2.相手の容姿に関する言葉
相手の言葉を揶揄する言葉は、言うべきではありません。
- 身長を揶揄する…「男なのに背が小さい」「女なのに背が高すぎ」など
- 体型を指摘する…「痩せなよ」「細すぎ」など
- 髪の毛の量や肌の状態などを指摘して、笑いを取ろうとする
身長は大人になると伸びず、体型はストレスや服薬で変化します。加齢によって外見が変化し、それを指摘するのもNG。
3.相手の国籍に関する言葉
相手の国籍を指摘し、その国の悪口や自身が持つ偏った印象を相手に直接言ったり、マウント行為に出るのはNG。相手との関係を悪くするだけでなく、その場の空気も悪くなります。
4.男尊女卑を思わせる言葉
昔ながらの「男は強くあるべき」「女は男を立てる」などの男尊女卑のようなニュアンスの言葉は、若い世代から特に嫌われます。冗談であっても口にすべきではありません。亭主関白を匂わせる発言も、時代錯誤で嫌われます。
5.定時以降職場に縛り付けるニュアンスの言葉
若い人は、年齢を重ねている世代よりも、仕事とプライベートをきっちり分けて考える人が多いです。そのため、定時までに仕事を終わらせているにも関わらず、「先輩より先に帰るな」など引き留めるような言動はNG。飲み会でのコミュニケーションも、嫌う傾向があります。
ハラスメントになる可能性がある言葉とは
ハラスメントになる可能性はある言葉には、以下のような特徴があります。
- 侮辱する内容
- 相手より下の立場の人との比較
- 私生活を馬鹿にする内容など
ちょっと踏み込んだいじりをしただけと思うかもしれませんが、受け取った人はそうではない気持ちになる可能性があります。視野を広く持ち、ハラスメントになる可能性がある発言には注意しましょう。
まとめ
若い世代の人は、言葉などに非常に敏感な面はあります。自分では相手をさげすむような気持がなかったとしても、相手はハラスメントと捉える可能性がある言葉は言わないよう注意してくださいね。