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子ども部屋、何歳から持つもの?
子ども部屋を持つタイミングは、いくつかあります。
- 小学校入学~低学年
- 小学校高学年…思春期に入ったころ
- 中学校入学以降
幼稚園や保育園に通っている段階で自室を持っている子もいますが、親との時間を長く過ごす間は部屋を持っていても存分に使うことは少ないです。思春期に入る時期になると、自室を存分に使いやすくなり、プライバシーなどの面も子どもが気にし始めるので、頃合いといえます。
子ども部屋に置くべきではない『4つのもの』
子ども部屋に置くべきではないものは、以下の通りです。
1.ゲーム機・タブレット・スマホ
ゲーム機やタブレット類、スマホは、子ども部屋に持ち込ませるべきではありません。
- 時間に見境なくいじってしまう…就寝時間が遅くなる・勉強がおろそかになるなど
- インターネットやSNS経由で、トラブルが起きる…詐欺にあうなど
- 健康に危害が出る可能性がある…睡眠不足・視力低下など
ゲームやスマホなどを使う場合は、リビングで親の目が届く場所で使わせましょう。使いすぎ防止や、使用すべきではないコンテンツに手を出すリスクを下げられます。
2.テレビ
子ども部屋にテレビを設置すると、スマホやタブレット類を持ち込んだときと同じような現象が起きる可能性が高いです。音を出さずに深夜テレビを観てしまうことも考えられるので、やはり子ども部屋にテレビを設置するのは適切ではありません。
深夜の通販番組を観て勝手に商品を購入したり、アダルト要素のある番組を観るなど、テレビの設置はリスクが大きいといえます。
3.お菓子
子ども部屋にお菓子を持ち込むと、親の目がないので好きなだけお菓子を食べてしまいます。
- 食事が食べられないほどお菓子を食べてしまい、栄養バランスが崩れる
- 就寝前にお菓子を食べて、虫歯になる
- カロリー過多になり肥満など健康を害するなど
お菓子は適度に楽しむものですが、食べすぎるリスクがあります。そのため、お菓子は部屋に持ち込ませないようにしましょう。
4.刃物
子どもが持ち込む可能性がある刃物は、以下のものがあります。
- カッター
- はさみ
- 彫刻刀など
刃物を持ち込むと、けがをする可能性が高いです。善悪の区別が曖昧な時期でもあるので、友達とのいざこざで刃物を用いてけがを負わせ、取り返しがつかない事態を招く可能性もあります。
子ども部屋を作るときに約束すべきこと
子ども部屋を作るときに約束すべきことは、以下の通りです。
- ドアに鍵はつけない
- 持ち込んではいけないものを厳守する
- 掃除や片付けを定期的に行う約束をする
子どもは一人の人間ではあるものの、大人のように善悪の区別がしっかりついているわけではありません。そのため、部屋に持ち込んではいけないものをしっかりと取り決め、厳守することを前提として子ども部屋を作りましょう。
これは子どもの尊厳を傷つけるのではなく、子どもの命などを守る行動にもつながります。
まとめ
子ども部屋を持つ年齢は、家庭で差が出ます。子どもの心身の発達状況などを加味し、どのタイミングで部屋を持たせ、どういったルール決めを行うか検討しましょう。