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5歳児が13万トンのクルーズ船から落下 船長の咄嗟の判断が話題に
※イメージ画像
米フロリダ沖で6月29日、13万トン級の大型クルーズ船「ディズニー・ドリーム」から5歳の女の子が転落し、父親が救助のため海に飛び込むという出来事がありました。船長による迅速な対応と乗組員の連携が、2人の命を救ったとして大きな反響を呼んでいます。
事件が起きたのは午後の時間帯。ディズニー・クルーズの14階建ての豪華客船の第4デッキから、5歳の女の子が誤って海に転落しました。目撃者の証言によると、父親は写真を撮ろうとして手すりの近くに立たせていたところ、娘がバランスを崩して落下。それを見た父親はすぐさま海に飛び込み、娘の元へと向かったとのことです。
船内では「マン・オーバーボード(人が海に落ちた)」の緊急アラートが流れ、船長は即座に減速と旋回を指示。その間、乗客らが見守る中、2人は約10分間海に浮かんで救助を待ちました。
救助には小型ボートが使用され、乗組員は2人を無事に引き上げることに成功。救出の瞬間、デッキ上では乗客から大きな歓声が上がり、現場の一部始終はソーシャルメディアでも拡散されました。
クルーズ船の広報担当者は声明で、「乗組員の卓越した技能と迅速な判断によって、2人の乗客は数分以内に無事戻ることができた」と述べ、船長を含むスタッフの判断と行動を高く評価しました。
国際クルーズ協会(CLIA)の2019年の報告によると、同年中に世界で25件の転落事故が発生し、そのうち救助されたのは9件だったそうです。
この話題に寄せられたネットの声
「14階建てとなればかなりの大型船だよね。助かってよかった」
「動画見たけど、船の上からだと落ちた人米粒にしか見えない。よく助かったな…」
「水温はどうだったんだろう。」
「年に1回あるかどうかの緊急事態によくスムーズに動けるわ」
「サメに襲われなくてよかった」
「海上からじゃ波やうねりがあっただろうし、よく見つかったわ」
この話題には数多くの意見が寄せられていました。