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なんでもすぐ投げ出す人、いますよね
なんでもすぐに投げ出す人、いますよね。
- 任せた仕事を投げ出す
- 取り組んでいることを投げ出す
- ちょっと難しいことがあると、人任せにする
- 不得意なことはやらないなど
なんでもすぐに「できない」といってやめたり投げ出す人には、共通する心理が働いていることが多いです。
すぐに『できない』といってしまう人の心理4選
すぐに「できない」という人の心理は、以下のものが考えられます。
1.「できない」といえば誰かがやってくれる
育ってきた環境などの影響で、「できない」といえば誰かがなんとかしてくれていた場合、めんどくさいことややりたくないことが発生したとき「できない」という人はいるものです。
- 人任せにして楽がしたい
- 「できない」といえば末っ子のようにかわいがってもらえるなど
誰かがやってくれるのであれば、わざわざ自分が苦労する必要はないといった考えの人は、難しいことや手がかかることを避けたがります。
2.「できない」と最初に言っておけば、不手際があっても言い逃れしやすい
実力に関わらず、最初に「できない」と言っておけば、不手際があっても言い逃れしやすいと思っている人もいます。
- 最初に能力が足りていないことをアピールすることで、なにかあっても「できないって言ったのに」と言い返せる
- 失敗しそうになったとき、人を頼る口実になるなど
人を頼ったり、任せた人に責任を擦り付けやすくするために、「できない」という言葉を使う人も見ます。
3.やる気がない
やる気そのものがない場合、すぐに「できない」と言います。
- やれるかどうかではなく、やりたくないという意味で「できない」を使う
- やれそうか考えず「できない」と拒否
- 他の人に話しを振ってほしいという意味で、「できない」と言いがち
やる気がないと、ミスも増えがちです。責任感を持って作業に取り組まないので、作業効率も悪く、納期も守りません。
4.説明の仕方と頼り方がわからず、語彙力が低いので「できない」しか言えない
人を頼るのが下手だったり、説明するのが下手な場合、「できない」と言いがちになります。
- 詳細な情報の説明ができるほどの語彙力を持っていない
- どこをどう助けてほしいか説明できず、「できない」という言葉を使いがち
語彙力が低いと、自分の状況を適切な言葉を使って相手に伝えることが難しいです。そのため簡単な言葉で状況を表現することしかできず、相手が勘違いして事態が悪い方に転がることも少なくありません。
どう声をかけるべき?適切な対応を解説
すぐに「できない」という人には、どのような声かけをして対応すべきなのでしょうか。
- どこがどうできないのか、順序だてて話し原因を探る
- 相手のやる気があるかを観察し、対処する
- 一緒に作業をして、困難な場面を乗り越える
人任せにしていたりやる気がない人は、作業が雑になったり熱意そのものがないことが多いです。こういった場合は上司などに相談し、どう対処すべきかを見極めましょう。やる気はあるけど語彙力がなく、手順に問題がある場合は、一緒に作業をこなしつつ語彙力を高める方法を教えることも重要なかかわり方の一種です。
まとめ
すぐに「できない」という人には、共通する心理が働いていることが多いです。相手の様子を十分観察し、どうして「できない」と言ってしまうのか原因を探りましょう。