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梅雨以降の熱い時期、トイレがにおう!
梅雨に入ると、徐々に気温や湿度が上がってきます。そこで気になってくるのが、トイレのニオイです。ドアを開けたときにモワっと広がるトイレの嫌なニオイは、どのような理由で発生しているのでしょうか。
気温が高くなるとトイレがくさくなる2つの理由
気温が高くなるとトイレがくさくなる理由は、以下のものが考えられます。
1.湿度の高さ
夏は、ほかの季節よりも湿度が高くなりやすいです。
- 梅雨明けのじめじめした時期
- 通り雨
- 台風など
湿気がこもると、カビや細菌が繁殖しやすくなります。カビや細菌は独特の嫌なニオイを発生させるため、さらに嫌なニオイが発生しやすくなるのです。
2.便座などに付着した汗などのニオイが強くなっている
トイレのニオイの原因といえば、やはり排せつ物によるものが大半です。全く掃除しないとなると、排せつ物によるアンモニア臭などが強くなります。頑固汚れになると、除去するのに時間と手間がかかるため、夏の暑い時期は集中掃除を嫌煙しがち。汚れを放置することで、ニオイがさらに強まって、掃除が億劫になるという悪循環に陥りやすくなります。
ニオイ汚れの原因は、以下のものが考えられます。
- 飛び散った尿汚れ
- 便器についた便汚れ・生理血
- 使用済み生理用品の放置など
これらをトイレに放置すると、細菌やカビの発生につながり、嫌なニオイがトイレ内にこもってしまうのです。
実践すべき消臭対策
気温上昇に伴い嫌なニオイがこもりやすくなるトイレですが、嫌なニオイをこもらせないための対策は以下のものがあります。
- 常に換気扇を回して空気を循環させておく
- 窓を開けて、空気がこもらないようにする
- こまめに掃除をする…便座の淵や裏、便器の下・トイレの床や壁・ウォシュレットのノズルなど
- 使用済み生理用品は、ため込まずに処分する
- 汚れが付着したら、その都度拭き取って処分する
- 消臭剤を設置し、ニオイ汚れを除去
- 消臭スプレーを使用し、用を足した後のニオイがこもらないようにする
- トイレ用品もできるだけこまめに手入れを行う…トイレマット・便座カバー・トイレ専用スリッパなど
夏場のトイレ掃除は、暑さだけでなくニオイとの戦いになるケースが少なくありません。便座裏を掃除していても、カバーをかけていないと人が座る部分に皮脂や汗が付着します。そのため、便座カバーをかけていない場合は便座のお手入れも入念に実施しましょう。
芳香剤のニオイでトイレの悪臭をごまかそうとすると、悪臭と芳香剤の香りが混ざり合ってしまうので、新たな悪臭を発生させる原因になります。まずはニオイの原因をみつけてしっかりと掃除を行い、消臭することから始めましょう。
まとめ
夏場は、どうしてもトイレに嫌なニオイがこもりやすくなります。嫌なニオイをトイレに充満させないためにも、ニオイの原因を把握して除去し、可能な限り快適な状態にしましょう。