バニラエッセンスが無い時の代用と美味しくする使用方法

バニラ3種類

バニラエッセンスの甘い香りはスイーツの魅力をぐっと引き立ててくれます。スイーツを作る際は、ぜひ使用したいものです。しかし、うっかり切らしていることもあるでしょう。そんな時に代用品として使えるものに、バニラビーンズやバニラエッセンスなどが挙げられます。ここでは、バニラエッセンスの代用となるバニラオイルを中心に、違いや使用のタイミングなどを紹介していきます。

バニラエッセンスが無い時の代用

バニラエッセンスは、甘く美味しそうな独特の香りがします。しかし、実はバニラエッセンス自体には甘みはほとんどありません。スイーツの味に影響するものではありませんので、手元にない時は材料に入れなくても大きな問題はないでしょう。

けれども、スイーツにバニラの香りがないと物足りなく感じるもの多いでしょう。そこで、バニラエッセンスの代用品として使えるものを見ていきましょう。

バニラビーンズ

バニラビーンズとは、鞘(さや)に入ったまま発酵と乾燥を繰り返したバニラの種のこと。種は黒いつぶつぶとしたもので、風味が豊かで甘い香りがあります。バニラエッセンスの代わりとして使うのに向いているでしょう。

バニラエッセンスのように液体になっていませんので、鞘から種を出し、調理の際に種を入れて使います。また、見た目が気になる時は、適当な大きさに切ってから煮出して材料に風味をつけるといった使い方も可能です。

バニラオイル

バニラエッセンスはバニラの香りの主成分をアルコールに溶かし手薄めたものです。一方、バニラオイルは主成分をオイルに溶かして薄めたものを指します。バニラエッセンスの代用として使うのに向いていますが、香りが飛びにくいため、熱を加える必要があります。

クッキーやマフィン、パウンドケーキなど焼き菓子を作る時に使うと良いでしょう。加熱しないスイーツに使うと、オイルなのでベタベタします。さらに、香りがあまりしないことがあるので注意が必要です。

香りに拘らない

バニラエッセンスは、風味をつけたり牛乳や卵など材料のにおいを消したりする目的で使われるものです。

そのため、バニラ独特の甘い香りに拘らない場合は、香りの強いブランデーやラム酒などを使うのも良いでしょう。カラメルやメープルシロップも材料のにおい消しや風味づけに使えます。

バニラアイス

バニラアイスは、バニラの美味しそうな香りがします。しかし、甘い味を楽しむものですので、バニラエッセンスの代用として使う目的には適していません。スイーツづくりに使用すると、味に影響を与えてしまうでしょう。

バニラエッセンスとバニラオイルの代用方法

バニラエッセンスとバニラオイルは似ていますので、どのように使い分けると良いか、代用する場合はどうすれば良いかなどがよくわからない人もいるのではないでしょうか。ここでは、使い分け方と代用方法について見ていきましょう。

バニラエッセンスに比べ、バニラオイルは高価なことが多いです。熱を加えないと香りが飛びにくいこともあり、クッキーなどの焼き菓子に使い、バニラエッセンスは加熱しない冷菓に使用するというように使い分けることもできます。

しかし、厳密に使い分ける必要はありません。基本的に、バニラエッセンスとバニラオイルとは互いに代用しあえます。どちらもごく少量で香りがつきますので、材料に対して数滴を混ぜるだけで充分な風味が楽しめます。

なお、バニラオイルの代わりにバニラエッセンスを使う時は、香りが飛びやすいため少し多めに入れるのがポイントです。

バニラエッセンスとバニラオイルを使うタイミング

バニラエッセンスとバニラオイルは似ているものですが、性質が異なります。そのため、それぞれ適したタイミングが異なりますので、注意が必要です。美味しいスイーツを作るために、どのタイミングで使うのが適切かを知っておくと良いでしょう。

バニラエッセンス

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バニラエッセンスは、高温になるとアルコールが揮発して香りが飛んでしまいます。そのため、熱を加えずに作るシャーベットやアイスクリームといった冷菓に使うのが向いています。バニラエッセンスを材料に加える時は、あら熱がとれてからにしましょう。

使用量の目安は、全体量が350gほどの冷菓に対して小さじ1/2ほどです。なお、バニラエッセンスを焼き菓子に使う時は、材料に加えてから加熱することになるため香りが残りにくいでしょう。そのため、多めに入れることが大切です。

バニラオイル

バニラオイルは、クッキーやマフィン、パウンドケーキなどの焼き菓子の風味づけに向いています。焼き菓子の作り方にはさまざまな方法がありますが、溶かしバターやクリーム状に練ったバターに砂糖や卵を混ぜ、小麦粉やベーキングパウダーなどの粉物は後から加えるのが基本的です。

バニラオイルは、この粉物を加える前に入れると良いでしょう。なぜなら、小麦粉などを入れてからバニラオイルを加えると、均一に混ざりづらくなってしまうため。使用量の目安は、全体量が200gほどの焼き菓子に対して、2、3滴といったところでしょう。

バニラエッセンスとバニラオイルの違い

バニラとスイーツ材料

バニラエッセンスもバニラオイルも、スイーツに甘い香りをつける時には欠かせないものです。お互いに代用できますが、似ているようで異なります。具体的には、どのような違いがあるのでしょうか。

バニラエッセンス

バニラはラン科の植物です。バニラエッセンスは、バニラの香り成分をエタノールなどのアルコールで抽出して作ります。エタノールが溶剤となっていて、香り立ちの良さを重視しています。

それだけに香りが濃く、1、2滴入れるだけでしっかりと独特の甘いバニラの香りをつけることができます。基本的に非加熱用として用いる香料で、生クリームや飲料など熱を加えないものが使用の対象です。

とはいえ、焼き菓子に使えないわけではありません。香りが飛びやすいことを考慮して、多めに入れれば良いでしょう。なお、天然のバニラから抽出された香り成分で作られたものは高価なため、人工的に製造された香料が使われていることがあります。

また、製品によって香りの濃度には違いがありますので、注意が必要です。香りの濃度が濃いものは、想像した以上に強い香りがついてしまう可能性もあります。香りをよく確かめてから、材料に使うと良いでしょう。

バニラオイル

バニラオイルは、バニラの香り成分をオイルで抽出した香料です。主に、プロピレングリコールやグリセリンなどが溶剤として使われています。耐熱性があり熱を加えることを想定しているため、香りはもともと強めですが、加熱しないと香りが飛びにくいです。

クッキーやパウンドケーキといった焼き菓子など、熱を加えて作るものを対象としています。

バニラエッセンスがなくても代用品を上手く使おう

バニラとスイーツ

バニラエッセンスは香りづけに使うものですので、なかったとしてもスイーツの味に支障がでることはありません。しかし、バニラの甘い独特の香りがするとスイーツはぐっと美味しさが増すものです。

バニラビーンズやバニラオイルがあれば代わりに使えますので、試してみると良いでしょう。どちらも数滴入れるだけで充分に香りづけできますので、ぜひご家庭でも実践してみてください。

バニラ3種類

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