出産祝いを贈るときに注意すべきマナーを解説 ちょっとしたことに要注意

出産祝い

子どもの誕生は、喜ばしいことです。出産祝いを渡すことも、非常に良い事といえます。しかし、よい行いだからといって、自分の行動や言動とママと赤ちゃんに押し付けてしまうと、多大な負担をかける可能性が高いです。ママと赤ちゃんの負担にならないためにも、出産祝いを贈るときにおけるNG行為を知っておきましょう。

出産祝い、渡せば気持ちが伝わるわけではない!

子どもの誕生は、非常にめでたい事です。お祝いを渡したいと思う気持ちが芽生える人が、非常に多いでしょう。しかし、出産祝いは渡せばいいというものではありません。また、手渡しで出産祝いを渡すときも、出産祝いを渡すから赤ちゃんをじっくり見てもいいというわけでもないため、基本的なマナーと注意点は知っておくべきです。

出産祝いを贈るときに注意すべきマナーを解説

出産祝いを贈るときにすべきマナーは、以下のものがあります。

母子ともに健康である知らせを聞いてお祝いを贈る・手渡す

出産は、命がけです。どういった出産でも母子ともに命がけになるため、まずはお産の仕方に口出しするのはやめましょう。自然分娩でなければならない、帝王切開や無痛分娩は楽でいいといった趣旨の言葉は、ママの心に傷をつけます。

どういった形式の出産も命がけなので、出産=母子ともに健康というわけでもない可能性が十分あります。そのため、出産祝いを渡したい場合であっても、ママ自身や親族、パパなどから母子ともに健康という知らせがあってからお祝いを渡すようにしましょう。

押しかけ訪問・長居は絶対NG

通常であれば、出産から約5日ほどでママと赤ちゃんは退院します。産院の方針やママや赤ちゃんの状態によって入院期間は異なり、産後の体調も個人差が大きく出ます。そのため、退院した=赤ちゃんもままも元気と思い込み、アポなしで押しかけるのはNG。ママと赤ちゃんに多大な負担をかけます。

また、出産祝いを持ってきたのだからと赤ちゃんを見るために長居するのもNG。退院したといっても、ママの体調は万全ではありません。長居するとママはその分気を使い、心身共に疲弊し育児に影響が出ます。

赤ちゃんを誰かと比較するようなことは言わない

赤ちゃんを誰かと比較するようなことは、絶対に口に出さないようにしましょう。

  • 身長
  • 体重
  • 髪の毛の量など

親族はもちろん、パパママの生まれたときの様子と比較するのも基本的には避けるべきです。特に「小さい」「軽い」といった赤ちゃんにとってネガティブでママが気にしているようなことをあえて口に出すのは、非常に嫌がられます。

言葉選びに細心の注意を払う

産後のママは、ホルモンのバランスが非常に不安定で、赤ちゃんを育てることに対しても漠然とした不安を抱えている人が圧倒的多数です。そのため、普段なら気にしない些細な言葉でも、ずっと気になって気持ちが落ち込んでしまうことも珍しくありません。

大量の贈り物・高価すぎる贈り物は避ける

赤ちゃんの誕生を祝いたい気持ちが暴走してしまい、大量の贈り物や高価すぎるものを贈るのもNG。育児に励むパパママの負担になります。

  • 大量の贈り物…整理整頓し、片付ける手間が発生する
  • 高価すぎるもの・多額の現金…パパママの親や親族であればありのケースもある

仲が深い友人であっても、高額のものはもらう人が負担だと感じやすいです。

出産祝いを渡すときに守るべきマナー

出産祝いを贈るときのマナーは、以下のものがあります。

  • 無事出産し、母子ともに健康であることを聞いて用意する
  • 郵送の場合はお七夜から1か月以内に送り、都合のいい日や時間帯を確認して郵送する
  • 訪問して出産祝いを渡す場合は、退院後2週間を過ぎて体調が良いことを確認して、手早く訪問する
  • 赤ちゃんを他者と比べない
  • 自分自身の体調にも考慮し、感染症流行中は訪問を避ける
  • ママが安心するような言葉を選んで会話するよう心がける

祝う気持ちがあったとしても、ママや赤ちゃんに大きな負担をかけ精神的に追い詰めるような行動や言動をするのはNG。

まとめ

出産祝いを渡すときには、複数のマナーがあります。ママや赤ちゃんに大きな負担をかけないようにするためにも、NGマナーを把握しておきましょう。

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