手袋の洗濯方法!ウールやレザーなど素材別お手入れのコツ

紫色の革手袋

素材別の手袋に洗濯方法をご紹介します。手を寒さから守るためやファッションの一部としても大活躍してくれる手袋ですが、毎日使っていると汚れが気になってしまいますよね。事前に素材別の洗濯方法を確認しておくとお手入れがしやすいのではないでしょうか。シーズンが終わってからクリーニングに出すという方も多いと思いますが、食べこぼしなどの汚れがついてしまった場合にも洗濯方法を知っておくとすぐに対処することができます。

ウール素材の手袋を洗濯する方法

ウール素材の手袋

ウール素材の手袋は水洗いすることができます。必ず洗濯表示を確認し、水洗いが可能かどうかを確認してください。水洗いができない場合はクリーニングに出しましょう。水洗いが可能な場合のウール素材の手袋の洗濯方法についてご紹介します。

用意するもの

  • おしゃれ着用の洗濯洗剤
  • タオル(水気を取るためのもの)
  • 柔軟剤(お好みで用意してください。必要ない場合は用意しなくてもOKです)

おしゃれ着用の洗濯洗剤の中には柔軟剤の効果を含んでいるものもありますので、お好みや必要に応じて柔軟剤も用意すると良いと思います。柔軟剤を使用することで静電気の発生を防ぐことができます。また、毛玉ができにくくなります。

洗濯の手順

  1. 30℃以下のぬるま湯を用意します。水量に合わせておしゃれ着用の洗濯洗剤を入れてよく溶かします。
  2. おしゃれ着用の洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯の中にウール素材の手袋を入れて、優しく押し洗いを繰り返します。
  3. 押し洗いが終わったら、キレイなぬるま湯に入れ替えます。
  4. 入れ替えたキレイなぬるま湯で押し洗いをしながら、すすぎ洗いを繰り返します。柔軟剤を使う場合には、このすすぎ洗いの際に入れてください。
  5. すすぎ洗いが終わったら、手で軽くにぎるようにして絞ります。
  6. ウール素材の手袋をタオルで包み、水気を取ります。
  7. 手で軽く叩いてシワを伸ばし、形を整えます。

干し方

ウール素材の手袋は、洗って形を整えたら日陰で平干しをします。自然乾燥でしっかり乾かす必要がありますので、お天気の良い日に洗濯するのが良いです。

レザー素材(革)の手袋を洗濯する方法

革手袋

レザー素材の手袋の基本的なお手入れは、タオルのようなやわらかい布を使って乾拭きするのが正しいお手入れ方法です。汚れが気にならない場合でも普段からお手入れしておくことでレザーの美しさを保つことができます。

乾拭きではどうしても落とすことのできない汚れがついてしまった場合はクリーニングに出してプロにお手入れしてもらうのがおすすめです。

しかし、どうしても今自宅で汚れを落としたい!というときの洗濯方法についてご紹介したいと思います。どうしても今!というときにできる洗濯方法ですので、急がない場合にはクリーニングに出すようにしましょう。

用意するもの

  • タオル3枚
  • おしゃれ着用の洗濯洗剤

洗濯(お手入れ)の手順

  1. 30℃以下のぬるま湯を用意し、水量に合わせておしゃれ着用の洗濯洗剤を入れてよく溶かします。
  2. おしゃれ着用の洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯の中にタオルを浸し、かたく絞ります。
  3.  かたく絞ったタオルで汚れがついてしまった部分を優しく拭き、汚れを拭き取ります。
  4. 別のタオルを用意し、30℃以下のぬるま湯に浸し、かたく絞ります。
  5. かたく絞ったタオルで、汚れを拭きとった部分に洗剤が残ってしまわないようにしっかり拭きます。
  6. 最後に別のタオルで乾拭きをして水分を拭き取ります。

干し方

拭き取りをしただけではありますが、水分を含んだタオルを使っていますので、風通しのよい場所で干しましょう。日光が当たってしまわないように注意して干してください。日光が当たらない風通しの良い室内で干すのがおすすめです。

スエード素材の手袋を洗濯する方法

スエードの手袋

スエード素材の手袋に水は厳禁ですので洗濯することができません。お手入れしたい場合にはスエード素材専用のブラシを使ってお手入れします。汚れがついてしまった場合にもスエード素材専用のクリーナーを使って落とします。

しかし、クリーナーを使ったことでシミになってしまうこともあるので、目立たない場所でシミにならないか試してからお手入れしてください。汚れがひどい場合やどうしても洗濯したい場合にはクリーニングに出しましょう。

まとめ:

赤い手袋

手袋はどんな素材でも水洗いすることがとても難しいと思います。洗濯して素材を傷めてしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。

基本的にはシーズンが終わってからクリーニングに出すようにした方が良いです。しかし、どうしても汚れが気になる場合や汚れがついてしまった場合には、素材を傷めてしまわないように十分に注意しつつ、ご紹介した方法でお手入れしてみてください。

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