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羊蹄山の麓で無許可森林伐採 届け出提出も無視しつづけるも「法律上逆に訴えられる可能性」 に批判殺到
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北海道倶知安町で、大規模開発に伴う無許可の森林伐採が発覚し、波紋が広がっています。問題の現場は、名峰・羊蹄山の麓に位置する倶知安町巽地区で、去年の春から住宅2棟の建設工事が進められてきましたが、伐採された森林の規模は実に約3.9ヘクタールに及んでいます。
本来であれば木を切り始める際には、町へ伐採届けを提出する義務があります。しかし事業者は届け出を提出せず、町や道からの再三の提出指示も無視し続けてきたことがわかりました。道は去年11月から今年1月までの間に、林地の開発に必要な図面を計7回求めましたが、こちらも応じられていない状況です。
建築主は外国籍と思われる人物とされますが、道はこれまで一度も直接接触できていないとしています。
こうした無許可伐採を受けて、13日、鈴木知事は記者会見で「度重なる提出要請に応じない状況は悪質」としたうえで、「毅然と対応していく必要がある」と説明しました。ただし、その対応は「法の範囲内」に限られると強調し、「法律の権限を超えて工事を止めるような対応は現実的ではなく、逆に訴えられる可能性がある」とも述べています。
自然豊かな北海道を舞台に起きた今回の無許可伐採問題。今後の行政対応に注目が集まりそうです。
この話題に寄せられたネットの声
「法律が古すぎる。」
「もっと強制力が必要なんじゃないの?相手も同じくらい痛い目に合うくらいじゃないと」
「行政がなめられてるってことじゃん、、」
「やったもん勝ちの法律ってどうなのよ」
「切り倒された木々はすぐには戻らないのですよ」
「これに関しては誰を守ってる法律なのかがさっぱりわからん」
この話題には数多くの意見が寄せられていました。