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なにかにつけて回りくどくなる…なぜ?
話しが回りくどいと、話の内容が捉えにくく、結局相手がなにを言いたいのかがわからないことがあります。自分で話していても、なんでこんなに回りくどい言い方しかできないのかと、自身の話し方に疑問を持つ人もいるでしょう。
話しが回りくどい人には、共通する特徴がみられます。どのようなものがあるのかを確認し、改善方法を模索してみてください。
『話しが回りくどい人の特徴』4選
話しが回りくどい人の特徴は、以下の通りです。
1.なにを話すかまとめ切っていないまま話す
話しが回りくどい人は、ふんわりとした結論は出ているものの、結論を話すまでの経緯をまとめないまま話していることがあります。
- 結論があるなら、経緯は話しているうちにどうにかなるだろうと思っている
- 話しながらどうすればいいか考えがち
- 話しの道筋を考えず、要点しか考えていないなど
具体的な道筋を立てていないため、話の内容が迷走し、脱線も多いです。その結果、話が回りくどくなり内容が相手に伝わりづらくなってしまいます。
2.結論を最後に持ってくる
なにが起きたか経緯があってこその結論と思っている人は、結論を最後に持ってきます。リアルタイムで見て感じるのと、ただ話を聞くだけなのは全く異なっているものなので、経緯を話して結論を持ってくるのはよくありません。
- 聞いている人は結論が見えないので、飽きてしまう
- 経緯より結論に聞く人は興味があるので、経緯は重視していないことが大半
結論を最後にもってきて話の面白さを感じるのは、芸人など話すことを生業としている人達だけといっても過言ではありません。
3.ことの経緯を誰かに話したい・理解してほしい
とにかく誰かに話しを聞いてほしいという人は、結論を先延ばしにしてとにかく話したがります。
- 話すことでストレスを発散させたい
- 自分の話を誰かに聞かせたい、聞いてほしい
- 自分の身に起きたことや自分の気持ちを、誰かに分かってほしい
とにかく誰かと話したい、ストレスを発散させたいと思っている人に見られやすい行動です。子どもが小さくてワンオペ育児で家に閉じこもりがちになっていたり、介護で付きっ切りでなければならないなど、閉鎖的な空間で生活している人にもみられます。
4.特別視されたい
周囲の人から特別視されたい、この人は人と違うと思われたい人も、回りくどい話し方をします。
- 話しが面白い人と思われたい
- 博識であることを知らしめたい
- 他の人とは違っていると一目置かれたいなど
特別視されたい気持ちが強すぎて回りくどい話し方をしている場合、自分が周囲に迷惑をかけていると感じにくい傾向があります。そのため、悪気なく長々と話してしまうことも、少なくありません。
シンプルに話すためにポイント
シンプルに話すためにポイントは、以下のものがあります。
- 結論から話す
- まずは文章に起こしてみて、いらない部分を削る
- 脱線しないよう話す
- なにを話すべきかしっかりと内容を把握して話始める
- 雑談などの話し方にも注意する
自分の話し方を客観的にとらえたとき、めんどくさいなと感じるような話し方をしているのであれば、改善に余地あり!まずは結論から話し、話が脱線しないよう心がけながら会話を楽しみましょう。
まとめ
話しが回りくどい人には、さまざまな特徴があります。自分に当てはまる部分がないかを確認し、当てはまる場合は改善するよう心がけましょう。