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コメ随意契約後 業者間の価格が2割も急落 話題に
政府が備蓄米の売り渡し方法を随意契約方式に切り替えた影響で、コメ業者間の取引価格が急落しています。中でも、新潟県産コシヒカリなど主要銘柄米の相場がおよそ2割下落し、業界内外で大きな話題となっています。
農林水産省はこれまで競争入札を通じて備蓄米を市場に放出していましたが、今年5月からは小売業者などに直接売却する随意契約方式に変更。これにより、小売店では5キロあたり2,000円前後と、銘柄米の半額以下となる価格でコメが提供され、消費者の関心が急速に高まりました。
その結果、従来のスポット市場では「割高な銘柄米が売れなくなる」と見込んだ卸業者が買い控えを始め、市場の雰囲気は一変。特に、1月下旬から高値を維持していた新潟コシヒカリ(一般)の価格が、5月下旬には約4万1,000円(60キロあたり)まで下落。ピーク時の約5万円から大きく値を下げました。
小泉進次郎農水相は、「聖域なく、あらゆる手段を講じてコメ価格の安定を図る」としており、今後は緊急輸入の可能性にも言及しており、スポット市場にはさらなる下落圧力がかかると見られています。
政府による異例の政策転換が、市場と消費者の動向にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まっています。
この話題に寄せられたネットの声
「どうせ備蓄米がなくなったら高値に戻るって言ってたJAの関係者は息してるかな?」
「右から左へただ横流しする卸業者が簡単に暴利を得て、結果、今の異常な米価を招いたのかと思うと腹が立ってなりません。」
「消費者が安いお米を購入できたことで、悪徳業者が焦って出し渋っていたお米を流通し始めたことで値段が下がったのだろう」
「結局は、中抜きしまくったり、転売ヤーみたいな業者が多かったってことなのでしょうね・・・」
「店頭にもコメが並びだしてるし、価格が下がって慌てて流通させてる感じじゃん。操作すんなよなー」
「今回の米価高騰が大手卸業者による買い占め、出し惜しみによる価格釣り上げで確定ですかね。もうこんなことが起きないようにルール作りを求む。」
この話題には数多くの意見が寄せられていました。