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『不倫』はどこから?
結婚しているのに、伴侶ではない異性と関係を持ったり特別な感情を抱いて接する行為を、多くの人が不倫と認識しています。許されることではないとわかっているものの、不倫の境界線は曖昧になりがち。しかも、男女で不倫の基準が異なることもあります。
男女で基準が異なる不倫の基準
男女で異なる不倫の基準は、以下の通りです。
男性が不倫と感じる行為
男性が妻が行うと不倫だと感じる行為は、以下のものがあります。
- 自分に内緒で、特定の男性と会う…複数回会っている・特別な感情を持って会っている・相手が妻に気があるのを分かっていて、妻も相手と会っているなど
- ハグや腕を組むなど、一般的に男性とはあまりしないようなスキンシップを取る
- 一般的に不倫と認識されている行動…キス・体の関係・ラブホテルに行く・相手の家で長時間過ごすなど
自分の妻が自分以外の男性と、親密で特別な関係を構築していると、男性は不倫していると感じやすいです。元々スキンシップが多い女性の場合、腕を組んだりハグなどは特別な感情と持っていなくてもする行動だという場合は、そこですれ違いが起きるかもしれません。
女性が不倫と感じる行為
女性が不倫と感じる行為は、以下のものがあります。
- 手を繋ぐなどのスキンシップを、自分から持ちかけている・実際にしている
- 「好きだよ」「愛してるよ」など、自分の気持ちを相手に伝えるLINEなどをしている
- 特定の女性の家に泊まる
- 妻には残業などの嘘をつき、女性と食事に行く
- 会社に出社していないのに、休日出勤と言って家を出る
- キスやハグ
- 肉体関係を持つ
男性は、自分が好意を持っている女性にしか積極的に動きません。そのため、特定の女性には自ら近寄り話しかけたり、食事に誘う、二人で会うといった行動を取ると不倫の手前という認識を持ちやすいです。
嘘をついて特定の女性と会っていたり、家庭をないがしろにして自分は仲良しの女性と親密な関係を構築するよういそしんでいるとなると、心は完全に女性の方を向いている状態と思われても仕方ないかもしれません。
不倫の代償
法的に不倫と認定されるのは、肉体関係の有無が大きく関わっています。不倫が発覚しても、結婚しているから伴侶が一番大事という自分のルールを、相手が受け入れてくれるとは限りません。そのため、不倫が発覚したら、以下のようなことが起きるかもしれません。
- 信頼関係が壊れ、伴侶が家を出ていく
- 親族に不倫がバレ、後ろ指をさされる
- 子どもに会わせてもらえなくなる
- 離婚することになり、慰謝料を請求される
- 養育費を払うことになる
- 会社にバレて、左遷や退職に追い込まれる
- 近所に不倫がバレて、生活しにくい環境になる
- 不倫相手と結婚しても祝福されず、子どもが生まれても歓迎されない
- 子どもが通う園などに不倫のうわさが広まり、いづらい空間になる
- 子どもの学校に不倫がバレ、子どもがいじめにあうなど
不倫の慰謝料や養育費の請求は、決して小さな金額ではありません。それだけでなく、職場に不倫がバレた場合、職場内不倫をしているとなると不倫相手や自分が左遷されたり退職に追い込まれて金銭面でさらに困窮します。
不倫や浮気のうわさはすぐに広まるので、近所や子どもの学校などにもすぐに広まり、自分だけでなく子どもにも悪影響が出てしまう可能性が高いです。一瞬の気の迷いかもしれませんが、不倫をしてしまうと払わねばならない代償が非常に大きくなります。
まとめ
不倫の境界線は、男女で異なることがあります。法的に不倫と認識される行動をしていなければいい、というわけではありません。大切な人を傷つけないためにも、不倫と思われる行動は避けるべきです。