目次
兵庫県斎藤知事 私的情報の漏洩で「給与カットで対応」 「答えられるところをきちっと答えている」と語り話題に
兵庫県の斎藤元彦知事が28日、県庁で行われた記者会見で、自身に関する私的情報の漏えい問題について初めて具体的な処分に言及し、「給与カットで対応させていただきたい」と明かしました。この発言がネット上でも話題を呼んでいます。
この問題は、2023年4月に当時の総務部長・井ノ本知明氏が、3人の県議に対して私的な情報を漏洩したとされるもので、兵庫県の第三者委員会は調査の結果、「知事および元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」との見解を示していました。
これに対し斎藤知事は、「第三者委員会で述べた通り、漏洩の指示はしていない」と一貫して指示を否定。さらに、「セキュリティの脆弱さを指摘されたことや、総務部長による漏えいについて、組織の長として一定の責任を感じている」と語り、自らの給与カットによって責任を取る考えを示しました。給与カットの時期については、「早ければ6月の議会で対応したい」としています。
会見では、「知事の発言が第三者委に信用されていないことは由々しき事態ではないか」との記者の問いに対し、斎藤知事は「私が答えたことが伝わっていないのは大変残念だと思っています」と述べました。
また、「当時の認識など、答えられるところをきちっと答えている。それが全てです」と語っています。
知事の発言と第三者委員会の見解が大きく食い違う中で、県政への信頼回復が今後の大きな課題となりそうです。
この話題に寄せられたネットの声
「給与カットだけで済ます問題じゃない事は本人が一番よくわかっているはず」
「これだけ問題のある知事が再選挙で当選したってすごいよね」
「斎藤さんの再選に一票を投じた方々はどういうお気持ちなのでしょうか」
「給与カットにしても、金額や期限、具体的な説明が無いようですが…」
「部下に対しては厳しい処分を下すのに、自分に対しては給与カットなどという軽い処分で済まそうとするのはおかしいような、、」
「自身で問題と認識しているから、給与カットの処分か…」
この話題には数多くのコメントが寄せられていました。