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いつも使っている言葉で、無意識に相手を傷つけているかも…
いつも無意識に使っている言葉は、自分では悪気なく使用していますよね。しかし、普段使っている言葉で相手を傷つけていることがあります。周囲の人と良好な関係を構築し、円滑にコミュニケーションを取るためにも、相手を傷つける恐れがある言葉は使用しないよう気を付けましょう。
悪気がなくても相手を傷つけている『使うべきではない言葉』4選
悪気がなくても相手を傷つける、使うべきではない言葉は、以下のものがあります。
1.相手がなにも悩みを抱えていないとを決めつける言葉
相手になんの悩みもないといったニュアンスに言葉をかけると、相手は「見下されているのでは」と感じやすいです。
- あなたはいいよね(能天気で)
- 悩みなんかなさそうで羨ましい
- なにも考えてなさそう
- 単純なな人はいいよね
- お金があれば悩みなんかないのかななど
どんな人にも悩みはあり、その種類は多種多様です。自分だけが苦労している、相手はなんの悩みもないといった意味合いの言葉は、周囲に敵を作ります。
2.相手を世間知らずと決める言葉
相手が世間知らずの人間だと決めつける言葉も、言うべきではありません。
- そんなことも知らないの?
- 常識では
- 知らない人がいてびっくり
- 生活してて困らない?
- 親がこれだと子どもが苦労しそう
- 親の顔が見てみたいなど
冗談でも言うべきではない言葉ばかりなので、使用するのはNG。
3.容姿を揶揄する言葉
相手の容姿を揶揄する言葉は、相手をストレートに傷つけます。
- 髪薄くなった?
- 痩せなよ
- 老けたね
- 服ダサくない?
- 化粧濃いねなど
容姿は、加齢とともに変化します。相手だけでなく、もちろん自分も変化するので、自分のことは棚上げして相手の容姿を見下すような発言は控えるべきです。
4.相手が自分を裏切る行動を取ったことを指摘する言葉
相手に対して勝手に期待しており、相手の行動や発想が自分が期待していたものと異なった場合、相手が自分を裏切ったという意味合いの言葉を相手にぶつけるのはNG。
- 期待してたのに
- なんか残念
- がっかりした
- (あなたの実力は)そんなものなのね
- (期待して)損したなど
相手に対して期待を寄せるのは、その人の身勝手な行動です。それにそぐわなかった相手が悪いといった態度や言動があると、相手に対して非常に失礼にあたります。
言われたときの対処法は?
相手が失礼なことを無意識に言ってきた場合、以下のような対処方法を実施してみましょう。
- 「○○(いわれて不快だった言葉)って言った?」と聞き直す
- 聞き流して相手にしない
- あまりにも失礼なときは、指摘するなど
一緒にいることがつらいと感じている場合は、物理的な距離を取るのも有効です。LINEの既読を遅らせたり、二人で会うのが苦痛な場合は自分の心を保つためにも「ちょっと忙しいから」など理由をつけて、少し距離を開けるようにしましょう。
まとめ
自分では悪気がなかったとしても、相手には失礼になる言葉は非常にたくさんあります。上記で紹介している以外の言葉もあるので、普段使っている言葉には十分注意しましょう。