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複数人でいるのに自分ばかり蚊に刺される…なぜ?
複数人で同じ場所にいるにもかかわらず、自分だけが蚊に刺されてしまうという人はいます。蚊から選ばれる人は、共通する特徴をもっていることが非常に多いです。どのような特徴があるのかをまとめているので、自分自身や普段の生活などを振り返り、当てはまっていないかを確認してみてください。
『蚊に刺されやすい人』の特徴3選
蚊に刺されやすい人には、以下のような特徴があることが多いです。
1.体温が高い
人よりも体温が高い状態の人は、蚊に刺されやすい傾向があります。
- 運動直後、お風呂上りなどで体温が上がっている人
- 赤ちゃん
- 妊娠中の人
- 発熱している人など
蚊の触角には、2000本ほどの産毛が生えており、温度を感知する役割を持っています。体温が高い人は蚊の触角センサーに反応しやすいため、吸血対象に選ばれやすい傾向があるのです。
2.ニオイが人よりも強い
人よりもニオイが強い人とは、以下のような人が当てはまります。
- スポーツや仕事で、たくさん汗をかいている人
- 汗っかきな人
- 足のニオイがちょっと強い人
- お酒を飲んでいる人など
お酒を飲んでいる人は、お酒を飲んでいない人よりも多く二酸化炭素を分泌します。呼吸によって二酸化炭素は体外に排出され、二酸化炭素に蚊は寄ってきやすいので、お酒を多く飲む人や頻繁に飲む人は蚊に刺されやすいです。
3.黒っぽい洋服を着ている
蚊は、光の加減で生き物を察知します。黒っぽい色の洋服を着ていると、蚊から察知されやすいので、自然と蚊に刺されやすくなります。これは、動物が保護色で黒い毛におおわれていることも関係しています。
黒っぽい色は太陽光を吸収するので体温が上がりやすく、蜂もよってきやすいので要注意!特に蜂や蚊が多くいる可能性がある雑草が多い環境や山歩きをする際は、着用する洋服の色に注意すべきです。
蚊に刺されないための対策
蚊に刺されないための対策は、以下のものがあります。
- 白っぽい洋服を着用する
- 汗や足のニオイ対策を行う
- お酒はほどほどに
- 日焼け止めを塗った後に蚊の防虫対策を行う
家に蚊を入れないための対策として、家に入る前に洋服やバッグを一度手で払うのも有効です。庭に水を溜めないことで、蚊が羽化する場所を作らないことにもつながるので、非常に有効!蚊が嫌がる植物を窓や玄関に置くなどの対策を行うのもおすすめです。
汗対策やニオイ対策は、蚊を寄せ付けないだけでなく人と接するときも非常に重要なものといえます。相手に与える印象もよくなるので、ニオイ対策は早めに着手しましょう。
まとめ
蚊を引き寄せやすい人には、共通する特徴がみられやすいです。自分自身の生活や今の状態を確認すると、蚊を寄せやすい状態になっているかも!家族を蚊から守るためにも、寄せ付けやすい人の特徴はぜひ把握しておきましょう。