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時間がかかるからこそ美味しい『フランス風ハンバーグ・ステックアッシュ』
ハンバーグレシピはさまざまなものがありますが、今回伝説の家政婦・タサン志麻さんが発信している『フランス風ハンバーグ・ステックアッシュ』は、肉肉しさを感じる一品。材料がシンプルで、少し手間がかかる分特別な日にぴったりのお料理です。
『フランス風ハンバーグ・ステックアッシュ』の材料は、ステーキ肉600〜800g、塩適量、こしょう適量、サラダ油大さじ1、玉ねぎ2個、コンソメ1個、白ワイン100cc、水約100ccです。
肉表面の水分をキッチンペーパーで拭き取り、1.5cm角にカットしてミキサーに肉を入れます。筋や脂が苦手な場合は、ここで除去しましょう。筋を使用する場合は、少し細かめに切ってください。ミキサーがない場合は、包丁で切ってミンチにしても大丈夫です。
ミキサーにたくさん肉を入れすぎると均一に混ざらないかもしれないので、志麻さんは2回に分けれ肉をミキサーにかけました。一気に混ぜ合わせるとムラができるので、細かく歯を回して全体が混ざりつつ粉砕できるよう工夫してください。多少大小あっても問題ないので、粗みじんに仕上げます。包丁を使う場合は、粗みじんにしたあと少し叩いておきましょう。
火の通りを良くするので、少し薄めを意識して形成。志麻さんは子どもが食べられるくらいの、日本のハンバーグの大きさを意識して作り、8個作りました。ハンバーグと同じように、空気を抜くように形成します。
フライパンに大さじ1程度の油を入れ、弱火で火をつけておきます。肉の両面に塩こしょうをまぶすため、まな板にしっかりと塩こしょうを振ってまな板に肉を乗せ、その上から再度塩こしょうを振りましょう。
肉に下味をつけたらフライパンの火を強め、手をかざして温まっているのを確認したら、肉をフライパンに入れて強火で焼き色を付けます。まな板の塩こしょうも、振りかけてください。肉が少しごつごつしているので、しっかり焼くためにフライ返しを使って押さえつけながら焼きましょう。フライパンの位置を変えつつ、むらなく焼き色を付けます。
ひとつ裏を確認し、焼き色がついているのを確認したらひっくり返します。ひっくり返して焼き色を付けつつ、玉ねぎの皮をむいて半割にし、繊維に沿って薄くスライス。肉の両面にしっかりと焼き色が付いたらお皿などに取り出し、アルミホイルをかぶせて休ませつつ余熱で火を入れます。
肉を焼いた脂が残っている、火を切ったフライパンにスライスした玉ねぎを投入。甘みを引き出したいときは、弱火でじっくり炒めましょう。志麻さんは、中火で炒めました。脂と塩分は足さずそのまま玉ねぎを炒め、玉ねぎから出た水分を利用してフライパンの底についた旨味をこそぎ落として炒めます。旨味を放置すると焦げ付きになるので、早めに旨みはこそぎ落としましょう。
玉ねぎがしんなりしてきたら火を強め、さらにうまみを引き出し色を付けるために炒めます。玉ねぎを炒め終わったてもフライパンは熱い状態を保っておき、そこに白ワインを投入。フライパンの熱を保っておくことで、沸騰して旨みが剥げやすくなります。沸騰させてアルコールを飛ばし、煮詰まって水分が少なくなったら水とコンソメを入れて、コンソメを溶かして味見しましょう。
白ワインがない場合は、水とほんの少しの酢を入れて代用可能です。酸味を入れることで、味がキリリと締まります。コンソメがない場合は、少量の醤油を入れても美味しく仕上がります。ソースにバターや生クリームを足しても、美味しくなりますよ。
玉ねぎソースの中に焼いて休ませておいた肉を戻し入れ、お皿などに出た脂も入れます。全体が温まったら、お皿に盛り付けて完成です。
大人から子どもまで楽しめるレシピに寄せられた声
粗びき仕立てのハンバーグなので、ステーキは固いと感じる子どもやご年配の人でも美味しく安心して食べられる一品です。
- 「ステーキが硬くて食べにくい子供向けの肉料理!」
- 「おしゃれなお肉料理 材料もシンプルで作りやすそう」
- 「子供にも大人にも嬉しいレシピ」
- 「手間がかかる分、ステーキ肉1枚よりもお肉が増えた感じ。玉ねぎのソースも鶏肉など他の料理にも活用できそう!」
- 「大人なディナーに良いですね〜お手軽な部位の塊肉が柔らかくなってシニアにも良さそうです。 ソースもアレンジ可能で素晴らしい提案」
ソースはさまざまなアレンジが可能で、どんなお肉とも相性がよさそうですね。