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フジ第三者委員会、中居氏側の『証拠開示請求』を拒否「独立性・中立性を損なう」…ネットでも対応に注目集まる
22日、フジテレビの第三者委員会は、中居氏側の『証拠開示請求』を拒否。ネットでは、今後の対応に注目が集まっています。
中居氏の代理人弁護士は、第三者委員会の「性暴力があった」という認定に対して、「暴力的または強制的な性行為は確認されなかった」と反論しました。そして、中居氏の人権救済を行うため、今月26日までに証拠開示を請求。これに対しフジテレビ第三者委員会は、「ご請求いただいた資料につきましては、開示を差し控えます」としました。
この返答の理由は、複数あります。
まず、第三者委員会がフジ・メディア・ホールディングスおよびフジテレビに対して守秘義務を負っている点。
続いて、日本弁護士協会が出している”企業不祥事における第三者委員会ガイドライン”に準じ、第三者委員会が調査過程で収集した資料等について、原則として第三者委員会が処分権を専有している点。
最後に、収集した資料を一部関係者に開示することは、委員会を信頼して調査に協力した関係者の信頼を損ない、第三者委員会の独立性・中立性主損なう結果になる点を挙げました。
第三者委員会は、事案の前後の客観的な状況や関係者による供述及び伝聞証拠を積み上げたとしており、「事実認定は適切であったと考えております」と断言しています。中居氏は委員会のヒヤリングに長時間真摯に協力したとしており、「中居氏の証言内容や証言態度についても、重要な証拠として十分に吟味して事実認定をしております」と返答。
第三者委員会の発信内容と今後の中居氏側の行動などについて、ネットではさまざまな意見が飛び交っています。
このニュースに寄せられたネットの声
- 「中居氏側の弁護士も非開示とされるのはわかっていたのでは?」
- 「注目すべきはこれからの中居さんサイドの動き」
- 「もし第三者委員会に異議があるのなら中居さんは矢面に立ち自分の言葉で言いたいことを説明した方が良い」
- 「第三者委員会に対して中居氏サイドが名誉棄損で訴える手段をとろうとしているので」
- 「これで中居側が裁判にしたらどうなるんだろう?」
中居氏の弁護士もこの回答は想定内だった可能性や、今後の中居氏の動向に注目といった声が多数上がっていました。