車を高く売る『5つの方法』　意識すべきコツや交渉の秘訣とは

2025/5/29 2025/5/29 気になる

車を売却する時は”高額買取のコツ”を押さえて

車の年式が古くなったとき、新しい車へと乗り換えを検討しているとき、中古車買取店にて売却を検討する方も多いでしょう。下取りしてもらうことも可能ですが、一般的に買取に出した方が高値がつくケースが多いからです。

しかし、車を売却するときは高値で買い取ってもらうポイントをしっかり押さえておくことが重要です。また、交渉の仕方によっては、より買取価格が上がる可能性もあるので、長年乗り続けてきた愛車をより高く査定してもらうためにもコツを把握しておきましょう。

車を高く売るためには、高価買取してもらうポイントを押さえておくことが大切です。ここでは車を高く売る５つのコツを確認していきましょう。

車を売却するときは、1社だけでなく複数の業者に見積もりを出してもらってください。なぜならば、1社だけでは売却する車の相場価値がわかりにくいからです。

さらに複数の業者に査定見積もりを出してもらっていることを伝えると、業者間で競争意識が働くため、より適正価格で見積もりを出してもらいやすくなったり、査定価格が上がりやすい傾向にあります。

車を少しでも高く売却するためには、高値がつきやすい時期に査定してもらうことをおすすめします。

中古車販売業社の決算期には、各店舗が目標達成を目指して相場よりも高値で良い車を買い取ろうとする傾向にあります。また、年度が変わる時期は中古車を求める人が増えるため、買取側の査定額も上がりやすいです。

もう１つは、現行車種の新型モデルが発売される前です。新型モデルが発表されると買い替えのニーズが高まるため、高値がつきやすい傾向が見られます。ただし、新型モデルが発売されてしまうと、旧モデルのニーズが一気に下がりやすくなるため、査定価格がグッと下がることも。

以下の特徴を持つ車は、査定額が下がる傾向にあります。

すでにニーズが下がっていたり、経年による劣化が見られる車が多いため、以上の目安を基準に査定額を下げる業者が多く見られます。

したがって、年式が10年に達しておらず、走行距離が10万キロを超えていない段階で車の売却を検討すべきでしょう。

車を売却するときは、少しでも車の状態を良く維持しておくと査定額が上がる可能性があります。

例えば、車を査定に出す前に洗車を行い、外見をきれいに保持しておいたり、車内清掃や消臭を行うことで、少しでも新車に近い状態に戻しておくことが大事です。

特に、タバコやペットの臭いや抜け毛、芳香剤などの香りが染み付いていると大きく減点されてしまいます。臭いは大きな減点ポイントになりやすいので、掃除機で車内を清掃し、換気やスプレーによる消臭を済ませておきましょう。

最初に少し触れていますが、下取りよりも買取の方が売却価格が高くなる傾向があります。

なぜならば、下取りは新しい車の購入時に古い車を一緒に売却し、手早く手続きを済ませるため、他者との競合意識が低いからです。売却と購入という手間を省くことができますが、その分、下取り価格は買取価格よりも下がってしまうことも多いでしょう。

したがって、下取りではなく買取を選び、自分で交渉した方が高く買い取ってもらえる可能性が上がります。

車を売却するために査定を依頼するとき、大事なポイントは査定してもらう査定士とのコミュニケーションです。

査定士も人間なので、やはり友好的で好感の持てる相手であれば「少し高く査定額を出そう」と気持ち上乗せしてもらえることがあります。

また、確実に車を売却したいという意思をしっかり伝えることで、査定士側も本腰を入れて細かく正確に査定しようと意識が変わることも珍しくありません。

純正オプションを装着している場合、査定価格が上がるため、この点はしっかり伝えておくべきでしょう。

車のメンテナンス歴も査定額に大きく影響しますが、口頭だけでは正確性に欠けます。メンテナンスノートには、正確な整備記録が記入されているので、こちらを用意して提示することで、より正確な査定に繋がりやすいですよ。

車を高く売るためには、まず査定士とのコミュニケーションが重要です。「自分の大切な愛車を査定してもらう」という意識を持ち、少しでも高く査定額をつけてもらえるよう、あらかじめポイントを押さえておきましょう。