あなたは使いすぎ?トイレットペーパーを大量に使う人の特徴4つ

あなたはトイレットペーパーを使いすぎていませんか?日本人が一回に使うトイレットペーパーの平均量と、大量に使ってしまう人の特徴を詳しく解説します。すぐに始められる節約法も紹介します。

トイレットペーパーの平均使用量はどれくらい?

トイレットペーパーホルダーとトイレットペーパー

トイレットペーパーの使用量には個人差がありますが、日本人が一回のトイレで使う平均量は約80cm(ミシン目5つ分)とされています。

より詳しく見ると、小の場合は66cm、大の場合は146cmほどが一般的です。また、男女によっても使用量に差があり、女性は男性よりも多く、1日に平均12.5メートルも使用しています。

使う量が平均より多い場合は、知らず知らずのうちにトイレットペーパーを無駄にしている可能性があります。

トイレットペーパーを大量に使う人の4つの特徴

トイレットペーパーをたくさん使う人には、意識や環境、習慣に共通する特徴があります。あなたにも当てはまるものがないか、確認してみましょう。

①絶対に手が汚れるのがイヤ!

トイレットペーパーをたくさん使う人に最も多い理由は、排せつ物に絶対に触れたくないという心理的な理由です。特に衛生的なことに敏感な人や潔癖症の傾向がある人は、薄い紙だと手に触れることが不安で、無意識のうちに紙を何重にも巻いて使ってしまいます。

さらに紙が水分で破れるのを心配して余分に使ってしまう人もいますが、厚手の高品質な紙を選べば、その不安も軽減できます。

②自分がどれだけ紙を使っているか知らない

トイレットペーパーを引き出す量をいつも「なんとなく」で決めている人は、実際にどのくらい使っているか自覚していないことが多いです。無意識に毎回多めに取っている可能性があり、気づかないうちに使用量が増えています。

普段の使用量を測定してみるだけでも、意識が変わり、自然と節約につながります。

③紙質に強いこだわりがある人

トイレットペーパーの柔らかさや厚みなど、使用感を非常に重視する人も、紙を大量に使いがちです。特に女性は、肌触りや拭き取りやすさを重視して、柔らかくて厚手の紙を選び、さらに多めに使うことがあります。

しかし、質の高い紙は少ない量でも十分な効果を得られる場合も多いので、製品を見直すことで節約効果が期待できます。

④トイレの設備が原因で紙を多く使う

トイレの便器や排水設備が古いと、少ない紙ではうまく汚れを落とせないと感じる人もいます。そのため汚れ残りを避けるために、余分にトイレットペーパーを使ってしまうのです。

この場合は設備の改善が根本的な解決ですが、ウォシュレットや洗浄剤を併用することで紙の使用量を減らす工夫もできます。

トイレットペーパーを使いすぎるデメリット

トイレットペーパーは日常の小さなものに見えますが、使いすぎることで意外な問題が起こります。以下の2つのデメリットをよく理解しておきましょう。

お金がどんどん出ていく

トイレットペーパーを多く使うと、当然その分の購入費用が増えます。近年は物価が上昇し、2025年の時点では12ロール入りが約798円にもなっています。毎日使うものだけに、無駄にすると積み重なって家計を圧迫する可能性があります。

トイレが詰まりやすくなる

紙を大量に流すとトイレが詰まることがあります。特に「大」で流せば安心と考える人がいますが、実際には「大」の流水量にも限界があります。トイレの詰まりは修理に8,000円〜20,000円程度かかることもあるため、予想外の出費にも繋がります。

今日からすぐできる!トイレットペーパー節約法

トイレのウォシュレット

トイレットペーパーを無理なく節約する方法を紹介します。どれも簡単に実践できる方法なので、自分に合ったものから試してみてください。

ウォシュレットを活用する

ウォシュレットを使えば、拭き取りのための紙の使用量を約30%も減らせます。さらに乾燥機能がある便座を使うと、トイレットペーパーがほとんど不要になります。

家族で使う量を決める

家族みんなで1回に使う紙の長さをミシン目で具体的に決め、守るようにしましょう。例えば小の場合は「ミシン目4つ分」、大の場合は「8つ分」などと決めると、明確で守りやすくなります。

芯なしロールや長巻きを選ぶ

芯がないタイプやシングルの長巻きロール(130メートル以上)は、通常タイプよりも交換頻度が減り、結果的にコスト削減につながります。またゴミも減るため、環境にも優しいです。

定期的にまとめ買いをする

価格変動が激しいトイレットペーパーは、安い時にまとめて購入しておくとお得です。まとめ買いによって1ロールあたり数十円の節約にもなるため、毎月の支出を効果的に抑えられます。

まとめ

トイレットペーパー3つ

トイレットペーパーの使いすぎは経済的負担だけでなく、実は環境への負担も大きいことを知っておきましょう。トイレットペーパー1ロールを製造するには約92リットルもの水が使われます。また大量の紙が排水管を通ることで、水質汚染や浄化設備への負担にもつながっています。

毎日の小さな意識の変化が、結果として環境保護や資源保全に役立つことを理解し、今日から少しずつ節約を心がけましょう。

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