『中国人お断り』の張り紙で物議、焼き鳥店が”突如閉店”HPに「謝罪文掲載」3日後…ネットでも”客のマナー問題”が議論に「人種や国籍でなくマナーのなっていない客はどのように入店拒否できるのだろうか」「店側にもお客様を選ぶ権利はありますよ」

『中国人お断り』と店の入り口に張り紙をして議論となっていた大阪の焼き鳥店の親会社が、ホームページに謝罪文を掲載。謝罪文掲載3日後に、突如お店が閉店しました。日本国内で特定の国籍の来客を拒否することは今回が初めてのことではないものの、人種や国籍での差別は憲法違反となります。

『中国人お断り』の張り紙で物議、焼き鳥店が”突如閉店”HPに「謝罪文掲載」3日後…ネットでも”客のマナー問題”が議論に

12日、大阪の焼き鳥店HAYASHIN(ハヤシン)の親会社であるSASAYAホールディングスが、ホームページに謝罪文を掲載。大阪の焼き鳥店で『中国人お断り』と書かれた貼り紙を掲載して物議をかもしており、謝罪文掲載3日後突如お店が閉店しました。

SASAYAホールディングスはホームぺージにて、運営飲食店の1店舗が経営者独断の行動で「数日間にわたり店頭に特定の外国籍のお客様について入店をお断りする旨を記載した張り紙をしていた」とし、事実を知り「直ちに撤去させていただきました」と説明。そして「不快な思いをされたお客様には心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。

最善の顧客サービスを提供する方針で全店運営しており、その方針は今後も変わらないとしています。

問題となった飲食店の入り口には、中国語で「マナーの悪い人が多くいますので、私たちは中国のお客様のご来店を許可しません。ご理解ください」と張り紙をし、SNSで議論になっていました。

日本国内で中国人や韓国人の客を拒否することは、今回が初めてではありません。日本国内の飲食店では日本語を話す来客のみを受け入れるのは合法とされていますが、人種や国籍での差別は憲法違反となります。

ネットでは「迷惑をかけた側を責めずに、辛い思いをしたこのお店を批判してる人は卑怯だと思う」とのコメントが議論になり、このほかにもさまざまな声が上がっている状態です。

このニュースに寄せられたネットの声

  • 「人種や国籍でなくマナーのなっていない客はどのように入店拒否できるのだろうか」
  • 「店側にもお客様を選ぶ権利はありますよ」
  • 「迷惑をかけた側を責めずに、辛い思いをしたこのお店を批判してる人は卑怯だと思う」
  • 「お店の方かわいそう。マナーがない人間が一番文句を言う」
  • 「問題がある顧客を出入り禁止にするのは、店舗の経営上当然の権利」

来客のマナーやお店の権利について、さまざまな意見が上がっていました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る