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韓国、”子どもの基礎学”先進国『1位』の一方、精神健康は『最下位』
ユニセフの児童研究調査機関・イノチェンティ研究所は、現地時間13日に先進国の児童や青少年の福祉実態を分析した報告書を発表。報告書内で韓国の子ども及び青少年の基礎学力到達度と身体・精神の健康面について、”子どもの基礎学力”が先進国『1位』であった一方で、精神健康面では『最下位』だったことを明らかにしました。
報告書では、3つの分野の6つの指標で子どもの生活を分析。総合分析の結果、韓国の子どもの総合福祉実態は36カ国中27位とされました。学力は「日常生活に支障がないほど読解・数学能力を持つ15歳の比較」で測定され、韓国の児童の基礎学力は40か国中1位。そして、同報告書によると韓国は15~19歳の人口10万人当たりの自殺率が平均10.3人であり、42カ国中5位でした。
精神健康分野を構成している生活満足度調査においても、韓国は36カ国中30位となり、全体的な生活満足度を0~10点で尋ねるアンケート調査結果は、5点以上と回答した15歳の韓国人生徒は65%でした。
また、5~14歳の児童1000人当たりの死亡率や過体重児童の割合などを分析した身体健康分野で韓国が中下位。児童亡率は1000人当たり0.7人と比較的低い数値が出たものの、肥満率は33.9%で43カ国中7位と高い順位となりました。
ネットでは、子どもの学力と健康について、議論が巻き起こっています。
このニュースに寄せられたネットの声
- 「日本も過去はそのような感じだった」
- 「なんか可愛そうだな」
- 「勉強ばかりしないと出世しないような社会になっている」
- 「韓国の受験戦争考えれば知識・技能という点だけでは高くなるだろけど、学ぶ意欲はどうなんだろね?」
- 「東アジア人はIQが高いという研究結果もある」
韓国の子どもたちについて、学力の高さだけでなく学ぶ意欲などについて疑問を声なども上がっていました。