800馬力のフェラーリがフル加速を見せつけるも手すりに衝突し大破 SNSでは嘲笑の的に
ロンドン市内で、超高級スポーツカー「フェラーリ812スーパーファスト」が派手なクラッシュを起こし、ネット上で大きな話題となっています。事故はランベスブリッジ付近の30km/h制限区域で発生し、800馬力を誇るマシンが突如フル加速を試みた末に、橋の手すりに激突。助手席側のカメラが捉えた瞬間が鮮明に収められていました。
事故の主役となったのは、フェラーリオーナーの男性。ドライブの様子を撮影するため車内にカメラを設置し、運転技術を披露しようとしたところ、冷えたタイヤと滑りやすい路面、そして強大なパワーが災いして制御を失いました。信号を通過した直後にアクセルを強く踏み込むと、車体はリアから滑り出し、カウンターステアの失敗とともに手すりに激突。瞬間的にエアバッグが作動し、事故の激しさを物語っています。
幸いなことに、ドライバーおよび通行中の歩行者にけがはありませんでした。動画の最後には、ドライバーがシートベルトを外し、カメラを取り外す様子が映っています。なお、近くにはスクーターの運転手もいたとのことで、間一髪での接触回避だったようです。
SNS上ではこの事故に対して「イキり散らしてるやつの末路としてふさわしい」「手すりが迷惑」などの皮肉じみたコメントが殺到していました。
高性能車両の扱いには高度な技術と責任が求められますが、今回のような「見せびらかし運転」が招く危険性を、改めて社会に知らしめる出来事となったようです。