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政府、社会保険料を“ステルス値上げ” ひっそりと進む負担増にネットで不満の声も
2024年度の予算が成立し、基礎控除の引き上げなどが注目される一方で、社会保険料の「実質的な負担増」が目立たない形で進んでいることに、ネット上では不満の声が上がっています。給料明細を見て「健康保険料が思った以上に高い」と驚く人も少なくありません。
社会保険料の一部である健康保険料は、全国健康保険協会(協会けんぽ)や健康保険組合(組合健保)によって毎年見直されます。少子高齢化や医療費の増加、後期高齢者医療への支援拡大などが背景となり、保険料率は全国的に上昇傾向にあります。都道府県ごとに設定される協会けんぽの保険料率では、すでに10%を超える地域も珍しくありません。
さらに40歳以上になると、介護保険料が上乗せされ、負担は一層重くなります。要支援・要介護者の増加により、介護保険の財源も拡大し続けており、今後も保険料の引き上げは避けられない見通しです。
保険料は企業と従業員が折半するため、企業経営にも影響を与えます。特に中小企業にとっては、保険料負担の増加が人件費圧迫につながっており、経済状況次第では雇用への影響も懸念されます。
政府や保険者は、予防医療の推進や健康診断の強化などによって医療費の抑制を図っていますが、目に見える効果が出るには時間がかかるとされています。こうした中、「実質増税ではないか」といった声も上がっており、社会保険制度の見直しと分かりやすい情報開示が今後の課題となりそうです。
この話題に寄せられたネットの声
「負担は重いです、67歳でパートで働いて通勤手当込み、月に20日で13万ほどの総支給、健康保険は19000円以上引かれてる」
「近所のじいさんですが、病院行くのが楽しいみたい月に5回行っています。看護師さんに優しくされるからみたい。先にコイツラをなんとかして」
「健康保険料の値上げは,中国人が日本に来て,高額医療を上手く利用する数が増加した為である。」
「先に高齢者も3割負担にしろよ。いつまで9割引なんだよ。」
「高齢者の連日の病院通い、薬の過大処方、母子家庭の湿布大量処方が問題です」
「老人のサロン化してる状況をなんとかしてくれ。1割負担だからだよ」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。