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わざと財布を落としたアメリカ人 盗まれるか実験も、試すようなやり方に批判が殺到
「日本は本当に“世界一正直な国”なのか?」――そんな問いを検証しようと、アメリカ人YouTuberが仕掛けたある動画が、SNSを中心に波紋を広げています。
話題となっているのは、アメリカ出身のYouTuber・ジェイソンさんが2020年に投稿した検証動画です。彼は日本各地で“わざと財布を落とす”という行動を50回繰り返し、そのうち何回財布が戻ってくるかを検証しました。財布にはアメリカの運転免許証、デビットカード、新幹線の切符、さらには現金5000円札まで入っており、落とし物としては極めてリアルな中身だったといいます。
その結果、50回すべてで財布が持ち主であるジェイソンさんの手元に戻るという、驚くべき結末となりました。動画の視聴回数は1000万回を超え、日本国内でも多くの人々が「やっぱり日本はすごい」と感心する声を上げました。
しかし、こうした一方的な“試すような行動”に対して、一部の視聴者からは批判の声も。
動画の中でジェイソンさんは、「日本人の正直さに心から感動した」「1つの財布で撮影しており、やらせや編集は一切ない」と強調していますが、それでも“試される側”である日本人にとっては、複雑な思いを抱かせる内容となったようです。
善意を証明する“実験”は、果たして感動の物語か、それとも無神経な行為か――。「正直な国」をテーマにしたこの動画は、今もなおネット上でさまざまな議論を呼んでいます。
この話題に寄せられたネットの声
「こうやって、人の親切心を試す動画は・・・。同じ事をされたらどう思うのでしょうか?」
「日本人の善意を試すようなことをして不快に感じた」
「検証ではなく、もはや仕掛け的な挑発に見えた」
「文化を尊重するなら、もっと違う形で紹介してほしい」
「サイフの落とし方によって結果は違うと思います。人があまりいない場所や、野外で落とした場合は返って来づらいのではないでしょうか?」
「私は結構新しい財布を落としましたが、帰ってはきませんでした。一万円札8枚とクレジットカードが5枚くらいなくなりました。」
この話題には数多くの意見が寄せられていました。