実は約2割が買っていない!結婚指輪を『買わない人』の本音とは?

結婚指輪の購入は、必ずしも必要ではありません。約20~30%の夫婦が指輪を購入せず、価値観や経済的な事情など様々な理由があります。購入しない主な理由と最新の結婚指輪の相場価格をチェックしましょう。

結婚指輪は買うべき?

結婚指輪

結婚指輪は多くの夫婦が結婚を機に購入しますが、近年では物価上昇や価値観の変化から指輪を買わない選択をする夫婦が増えています。実際に結婚指輪を購入しない夫婦は約20%、20代~30代の若年層では約30%と、決して少なくありません。結婚指輪を購入しない夫婦は、どのような理由でそうした判断をしているのでしょうか。

結婚指輪が必要ないと思う5つの理由

結婚指輪 1個

結婚指輪を購入しない理由として、多く挙げられるのは以下の5つです。

1. 金属アレルギーで身に着けられない

金属アレルギーのある方は、指輪を身に着けることでかゆみや水ぶくれなどの症状が出てしまいます。最近ではチタンやジルコニウムなどアレルギー対応素材の指輪も増え、デザインも多様化していますが、金属自体に抵抗感がある方もおり、購入を見送るケースがあります。

2. 指輪購入の費用を他の用途に使った

結婚指輪の価格は安価ではなく、平均で約30万~35万円ほどかかります。結婚を周囲に知らせる指輪の購入より、家具・家電や新婚旅行、挙式費用などに費用を充てることを優先する夫婦も多くいます。結婚後、生活が落ち着いてから記念日に購入する選択肢もあります。

3. 経済的な余裕がなかった

結婚当初は経済的な余裕がなく、指輪購入まで資金が回らない夫婦もいます。

  • 収入が安定しておらず、指輪の予算が確保できない
  • 授かり婚で子どもの出産準備を優先した
  • 引っ越しなど新生活の費用がかかりすぎた

経済的な理由で指輪を購入しない場合、後悔するケースもありますが、時間を置いてから改めて購入を検討する夫婦もいます。

4. 普段から指輪をつける習慣がない

日常的に指輪を身に着ける習慣がない人は、結婚指輪にそれほど大きな価値を感じない場合があります。普段アクセサリー類を身に着けない人にとって、指輪をつけると違和感があったり、落ち着かないと感じたりするケースも多く、自然に指輪の購入意欲が下がることがあります。

5. 仕事上、指輪が着用できない

職業上、指輪を着用できないために購入しない夫婦もいます。

  • 力仕事が多い…引越業者や建設作業員など
  • 手が汚れやすい…農業、漁業、調理など
  • 衛生管理や安全が重要…看護師、介護士、保育士など

近年では、シリコンリングなど指輪を着用できない仕事でも使用可能なアイテムが登場していますが、そもそも指輪をつける必要性を感じないという理由から購入を見送る夫婦も一定数います。

結婚指輪の最新相場はいくら?

結婚指輪とお金

結婚指輪の平均相場は、近年の物価高や素材価格の高騰の影響で上昇傾向にあります。最新の調査では、夫婦2人分で平均約30万~35万円程度とされており、数年前よりも値上がりしています。

一方、費用を抑え、10万円以下で購入する夫婦も一定数いますが、やはり安価な買い物とはいえません。指輪に特別なこだわりがない場合は、夫婦でよく話し合い、お互いが納得できるお金の使い道を検討するとよいでしょう。

まとめ

結婚指輪は結婚を象徴するアイテムとして一般的ですが、購入するか否かは夫婦の価値観や経済状況、ライフスタイルによって様々です。現在では結婚する夫婦のおよそ20~30%が購入しない選択をしています。

購入しない主な理由は、金属アレルギー、経済的事情、指輪の習慣がない、職業的に着用できないなど多岐にわたり、最近では体験型の手作り指輪やシリコンリングなど代替手段もあります。結婚指輪の平均価格は30万~35万円と高額になっているため、無理せず、二人が本当に必要だと感じるタイミングや方法で指輪を用意することが重要です。

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