壁紙の汚れ、見て見ぬふりしてない?重曹や中性洗剤で簡単に落とす方法を解説

意外と汚れている壁紙。手垢や油汚れ、タバコのヤニで汚れてしまった壁紙を簡単に掃除する方法や、重曹を使った頑固な汚れ対策のコツを紹介します。

壁紙の汚れ、見て見ぬふりをしていませんか?

壁紙の汚れとカビ

毎日過ごしていると気付きにくいのが壁紙の汚れ。普段から丁寧に掃除しているつもりでも、実は手垢や油、タバコのヤニがいつの間にか付着しています。

そのまま放置すると部屋全体の印象が暗くなるだけでなく、壁紙が傷みやすくなり、張り替えが必要になることも。気付いたときに簡単に掃除できるコツを覚えて、部屋をきれいに保ちましょう。

まずは基本的な壁紙掃除のコツから

クロスとフローリングの掃除

壁紙掃除といえば、大掛かりなイメージを持つかもしれませんが、普段の汚れなら家庭用の中性洗剤で手軽にきれいにできます。掃除の際は雑巾を3枚ほど用意し、まずはホコリを取り除くことが大切です。

1. 掃除前にホコリを落としておく
壁を拭く前に、ハンディモップや掃除機でホコリを取り除きます。ホコリを放置したまま水拭きをすると、汚れが広がってかえって落としづらくなります。壁紙を傷めないよう優しく行いましょう。

2. 中性洗剤を使った水拭きの手順
固く絞った雑巾に中性洗剤を数滴垂らし、壁の上部から下に向かって拭いていきます。力を入れすぎず、優しく拭くのがコツです。

3. 水拭き後は乾拭きで仕上げる
仕上げには、きれいな雑巾で再度水拭きした後、乾いた布で水分を拭き取りましょう。これで水拭きの跡が残らず、仕上がりもきれいになります。

基本的な掃除を終えたら、細かい箇所や目立つ汚れにも目を向けてみましょう。それでは後半部分を執筆いたします。

ちょっとした汚れに役立つ意外な掃除アイテム

壁紙の汚れは、全体的な掃除をした後でも意外なほど目立つことがあります。特にコンセントやスイッチ周りの細かな場所や、お子さんが付けてしまった鉛筆の汚れは、身近なアイテムを使って簡単に落とせることをご存じですか?

コンセントやスイッチ周りは歯ブラシが便利
雑巾で細かく掃除するのが難しいコンセントやスイッチ周りには、歯ブラシを使うと汚れが簡単に落とせます。中性洗剤を薄めたものを歯ブラシに付け、優しく擦って仕上げに水拭き・乾拭きをすれば、スッキリきれいになります。

鉛筆汚れは消しゴムで落とせる
壁に鉛筆や軽い擦り跡がついてしまったら、普段使っている消しゴムで落とせます。強く擦りすぎず、優しく消すように落とすのがポイントです。

簡単にできる掃除法を知ったところで、次は中性洗剤では落ちない頑固な汚れへの対処法を見ていきましょう。

頑固な汚れには重曹を使った掃除が効果的

重曹と重曹水

基本的な掃除をしても取れない頑固な汚れや茶色いヤニ汚れ、黒ずんだ手垢には、重曹を活用するのがおすすめです。環境にも優しく安全な重曹は、最近人気の掃除アイテムとして知られています。

重曹スプレーを作って使う方法
重曹小さじ1を水100mlに溶かし、スプレーボトルに入れます。まずは壁のホコリを取り、水拭きをしてから汚れに直接スプレーし、軽く拭き取って仕上げます。ヤニ汚れや手垢に特に効果的です。

頑固な油汚れには「重曹ペースト」
キッチン周りの壁に付いた頑固な油汚れには、水と重曹を2:1の割合で混ぜたペーストを直接塗り、その上からラップをして10分程度放置します。その後、水拭き・乾拭きで仕上げるとスッキリ落とせます。

それでも落ちない汚れがある場合、原因が別にあるかもしれません。

黒ずみやカビ汚れには漂白剤が最終手段

酵素系漂白剤

中性洗剤や重曹を使っても落ちない黒ずみや斑点の正体はカビの可能性があります。カビは放置すると健康にも悪影響なので、早めに対処することが重要です。

市販のカビ取り漂白剤を使う場合、壁紙に対応しているものを選びましょう。色柄のある壁紙に塩素系漂白剤を使うと色落ちするので、まずは目立たない場所で試すことがポイントです。また、消しゴムでは落ちないクレヨンやボールペンの汚れにも効果があります。

こうした強力な洗剤を使う場合には、注意が必要です。

力を入れすぎた掃除は壁紙を傷める原因に

汚れが落ちないとついつい強く擦ってしまいがちですが、力いっぱい掃除すると壁紙を傷めてしまいます。強く擦ると壁紙の表面が削れたり、模様や凹凸がつぶれたりするため、軽く丁寧に掃除することを心がけましょう。

どうしても落ちない汚れがある場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのも選択肢のひとつです。定期的な掃除をして汚れを蓄積させないことが、壁紙を長く美しく保つ秘訣です。

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