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「自分は車の運転がうまい」と思っている人の特徴
車の運転に自信を持つことは悪いことではありません。しかし、中には自分の運転を過信するあまり、無自覚に危険運転をしている人もいるので要注意!まずは自分は車の運転がうまいと自信を持っている人にみられる特徴を確認してみましょう。
1.運転経験歴が長い
車の運転に自信を持つ人の多くは、長年、車を運転し慣れています。何年も車の運転をし続けていると、感覚的に運転スキルが身についており、どのような道でも問題なく走行することができるため、運転にも自信が持てるのでしょう。
また、長年運転し続けているにもかかわらず、事故を起こしたことも巻き込まれたこともないという方は、より自分の運転に自信を持っている傾向にあります。
2.頻繁に運転している
昔から免許を所有しているからといって、必ずしも運転に自信があるとは限りません。中には滅多に車を運転しないペーパードライバーと呼ばれる人たちもいるからです。
一方、車の免許を取得してから頻繁に運転し続けている人は、それだけ運転の経験値を積んでいるため、自分の運転技術に自信を持っている人が多くいます。さまざまな状況を経験し、安全に乗り越えてきたからこそ自信が持てるのでしょう。
3.他者に責任を転嫁させることもある
車の運転に自信を持つことは良いことですが、あまりにも過信しすぎると悪影響を及ぼすこともあります。
車の運転に自信を持ちながらも若干の危険運転を犯してしまう人は、小さな危険な状況に置かれた際、「自分の運転が悪かったのかも」と思わず、「向こうが悪い」「向こうの運転技術が低いから危険な目に遭ったんだ」と責任転嫁することがあります。
もちろん、状況によっては相手が悪いこともあるでしょう。しかし、自分が注意を怠っていたり、安全運転から外れるような運転をしていた時でも他者に責任転嫁する言動は非常に危険です。
4.車のスピードを出しがち
車の運転に自信がある人は、「自分なら大丈夫」と小さな危険運転を犯しがちです。その代表的な行動が車のスピードを必要以上に出してしまうパターンです。
「自分は運転がうまいから事故は起こさない」と自信を持つあまり、他の車の間を縫うように走ってみたり、周りに車が少ないからと必要以上にスピードを出して走行したりしていると、うっかり事故を起こしてしまい、周りを巻き込みかねません。
5.周囲の車の運転にイライラしてしまう
自分は車の運転がうまいと思っている人は、反面、周囲を走行している車の運転操作に対してイライラしがちな面も持ち合わせています。
「なんでもっと早く行かないの」「もう少し前に詰めてよ」など、相手が正しい運転操作や車間距離をとっていてもイライラしてしまい、運転しながら文句を漏らしている人も少なくありません。
しかし、正しい運転操作や車間距離にイライラしているということは、普段、自分が間違った運転をしているということ。それに気づかないと、いつか恐ろしいトラブルを招いてしまうかもしれません。
運転に自信過剰になっていると思わぬトラブルを招くことも…
「自分は大丈夫」と自信過剰になっていると、うっかり危険な運転をしてしまい、思わぬ事故やトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
「自分は大丈夫」と危険運転に走り大事故に
先ほども少し話に登場しましたが、「自分は事故を起こさないから大丈夫」と自信過剰になっていると、うっかり必要以上にスピードを出したり、車の間を縫って走るような危険運転をしてしまう恐れがあります。
近年、問題視されている煽り運転だと捉えられて、相手のドライバーとトラブルになったり、運転操作を誤り大事故に発展する危険もあるので絶対にやめましょう。
周りへの配慮が足りず対応が遅れてしまう
自分の運転に自信過剰になっていると、つい初心を忘れて注意力が不足してしまうことがあります。他の車との車間距離や走行スピード、追い越し方など、周りへの配慮が足りず、無意識に迷惑をかけている人も多いです。
また、周りへの配慮が足りない運転を続けていると、予期せぬ事態に咄嗟に対応できず、事故を起こしてしまうリスクも高まります。
運転に慣れているからこそ、周りへの配慮や注意力を欠かさず、安全運転を心がけてください。
「自分は運転がうまい」と思っている人こそ冷静な運転を
いかがでしたか。「自分は運転がうまい」と自信を持っている人こそ、うっかり危険な運転をしがちです。あまり自信過剰にならず、冷静に安全運転することを心がけてください。