目次
子どもの夜泣き、困りますよね…
子どもが夜泣きをして全く寝てくれないとなると、どうしても困りますよね。ご近所さんへの心配もありますが、なにより育児に励む両親がどっと疲れてしまいます。連日の夜泣きともなると、疲労度は計り知れません。どうして子どもは夜泣きしてしまうのでしょうか?
子どもが『夜泣き』をする5つの原因
子どもが夜泣きをする原因は、以下のものがあります。
1.生活のリズムができていない
生活リズムができていない場合、夜間でも目が覚めて授乳などを行うことは珍しくありません。新生児の場合、目安として3時間おきに授乳することを推奨していることも多く、頻回授乳は必須といえます。ある程度子どもが成長するまでは夜間授乳が続くので、そこは把握しておきましょう。
授乳以外でも、日中の運動が足りていないとぐっすり眠りにくい傾向があります。赤ちゃんの成長に合わせて外遊びなどで刺激を与えることも重要です。
2.刺激がない毎日で、夜眠くなりづらい
前述通り、あまりにも刺激がない毎日を繰り返していると、夜間赤ちゃんが目を覚ましやすくなります。赤ちゃんは成長するにしたがって徐々に体力がついてくるので、月齢や年齢に応じた遊びを取り入れてあげましょう。
しかし、あまりにも刺激が強い遊びなどを行うと、脳が興奮状態になり怖い夢を見るなどして夜泣きにつながることもあります。その点は注意してください。
3.興奮状態になっている
赤ちゃんが興奮状態になる行動とは、以下のものがあります。
- 初めての場所に行った…騒々しい場所や、初めて見るものなどがあまりにも多かった
- 初めて会う人とのふれあいの時間が長かったなど
赤ちゃんに刺激を与えることは非常に良いことですが、その刺激によって脳が興奮状態になって夜泣きをすることもあります。毎日刺激を与え続けるのではなく、少しずつ新しいことを試してみましょう。
4.子どもにとって大きな出来事があった
赤ちゃんにとって大きな出来事とは、以下のものがあります。
- 保育園に通い始めた
- 断乳
- 普段触れ合うことが少ないじいじやばあばの家に長時間預けられたなど
断乳や保育園入園は、非常に大きな大きな出来事です。保育園は両親と離れて過ごすだけでなく、自分と同じくらいの月齢の赤ちゃんや保育者とのかかわりが始まるので、さまざまな経験をして育ちます。今まで家の中で生活していた環境から大きく変化するので、最初は夜泣きが続くかもしれません。
5.体調がよくない
体調がよくないときも、赤ちゃんは夜泣きします。
- ゲップが出てなくて苦しい・お腹が張っている
- 便秘で不快
- 熱がある
- 暑い・寒い・痒いなど
部屋の温度や湿疹の有無などを確認し、改善できる部分をみつけてみましょう。発熱や嘔吐下痢などの症状が強く出ている場合は、すぐに夜間救急などを受診してください。
パパママにできる対策
赤ちゃんの夜泣き対策にパパママが実践できることは、以下のものがあります。
- 生活リズムを整える
- その子に合った刺激を与え、適度な疲労を感じつつ夜間就寝できるよう調整する
- 寝る前の習慣を作る…絵本を読んで部屋の電気を消すなど
- ベッドで寝る習慣をつける
赤ちゃんは環境の変化で目が覚めて泣くことがあるので、抱っこや授乳ではなく、できるだけベッドに横になった状態で寝る習慣を持たせてあげましょう。どうしても寝ないときは、夜間ドライブに連れて行くのもひとつの手段です。
まとめ
子どもが夜泣きをするのには、さまざまな原因が考えられます。普段の生活内容を振り返り、心当たりがあるものは対策を練って実践してみてください。