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車の運転における『当たり前』、勘違いしているかも
車の運転は、慣れてくるとつい油断したままやってしまいがちな行動の一種です。無意識のうちに自分の中での”当たり前”ができてしまい、周囲の人に危険を及ぼす行動を取っている可能性があります。運転に慣れてきたからこそ確かめたい、運転中にすべきではないNG行為をチェックしておきましょう。
もう一度確認したい『車の運転中に絶対にすべきではないNG行動』6選
再確認すべき運転中の絶対NG行動は、以下のものがあります。
1.無作為に車間距離を詰める
基本的に、他者の車両に幅寄せする行為はNGです。
- 遅い車に対して間隔を詰めて、急かす
- 高齢者マークや初心者マークの車に幅寄せする
- バイクが前に出ないよう、幅寄せして道を塞ぐなど
車間距離を詰めるということは、相手に近づくということです。相手の挙動次第で、大きな事故を招く可能性があります。
2.すぐにクラクションを鳴らす
クラクションは、相手に対して危険を感じたときに使うものです。身の危険を感じていないにもかかわらず、威嚇のような意味合いでクラクションを鳴らすのはよくありません。渋滞時前の車に進むようクラクションを鳴らしたり、歩行者を急かすために鳴らすのはNG。
3.隣の車のドアが開けられないほど密接して駐車する
駐車場のスペースには限りがあります。隣の車がこちらに寄って停車していた場合、こちらの駐車スペースは狭くなるということもあるでしょう。だからといって、隣の車の運転手がドアを開けられないほど隣接して車を駐車するのはよくありません。
4.タイヤ止めにタイヤを押し付けて駐車
駐車する際目安にするのは、タイヤ止めです。これは非常に多くの人がやっている可能性がある行動ですが、タイヤ止めにタイヤを押し付ける形で駐車するのはNGです。
この方法で駐車すると、サスペンションやパーキングロックポールに負荷がかかり、傷をつける原因につながります。
5.停止してハンドルを切る
駐車場などに車を停めた後、ハンドルを動かしてタイヤの向きを変える行動を取る人は非常に多いです。これはタイヤと地面が擦れてタイヤが劣化し、ステアリングにも負荷をかける行動になるので、タイヤの寿命を縮める行動といえます。
6.ガソリンタンクがゼロになって給油
ガソリンタンクはゼロになっても、ある程度車は走ります。しかし、車はエンジンをかけたときや走り出しに多くガソリンを消費するので、ガソリンタンクがゼロになってからが給油するとなると、車が動かなくなってしまうことも…。
また、ガソリンタンクに空気が多くなっていると、万が一事故を起こしたときに爆発する恐れもあります。
車の運転で守るべきマナー
車の運転で守るべきマナーは、以下のものがあります。
- 前方車のスピードが遅くても煽るような運転はしない
- 歩行者への威嚇などの意味合いでクラクションは鳴らさない
- 幅寄せ運転は避ける
- 駐車場では、左右どちらかに極端に寄って車を停めるのは避ける
- 高齢者マークや歩行者マークを付けている車は、優しく見守る
車に乗っているとき、急いでいることもあるでしょう。だからといって、周囲の人に迷惑をかけるような行動を取っていいわけではありません。自身の運転態度を見直し、再度初心に戻って車を運転しましょう。
まとめ
車の運転は、頻繁に行うものだからこそ、自分の中で無意識に”当たり前”ができてしまいやすいものです。車の運転で守るべきマナーを正しく把握し、日頃の運転に役立ててくださいね。