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105万回再生バズレシピ『ありえない唐揚げの作り方』
鶏の唐揚げといえば、下味をつけた鶏肉に粉類を付けて油で揚げる調理法が主流です。しかし、昨今は油に粉類を溶かして作る方法が注目を集めています。料理研究家リュウジさんも、新しい唐揚げづくりを2種類の粉を使って検証!気になる仕上がりをまとめました。
『小麦粉薄衣唐揚げ』の材料は、鶏もも肉350g、うま味調味料8振り、醤油小さじ2、塩小さじ1/3、しょうが8g、油鍋底1cmの量(110g)、小麦粉大さじ2強、カットレモン適量です。
『片栗粉薄衣唐揚げ』の材料は、鶏もも肉350g、油鍋底1cmの量(110g)、片栗粉大さじ3、しょうが8g、うま味調味料8振り、醤油小さじ2、塩小さじ1/3です。
鶏もも肉を10等分にしてボウルに入れ、うま味調味料、醤油、塩、しょうがを入れてしっかりと揉みこみます。こうすることで、漬け時間をほぼゼロにできますよ。その代わり、しっかりと揉みこみましょう。
まずは、小麦粉を使った唐揚げを作ります。20cmのフライパンの底に1cm程油を流し入れ、小麦粉を入れて火を付けずに泡立て器で混ぜ込みます。粉っぽさがなくなるまで混ぜたら、フライパン中火にかけて油がジュワジュワと沸騰してきて、中央に泡が集まったら先ほど揉みこんだ鶏肉をフライパンに入れましょう。適度にひっくり返しながら揚げると、薄衣に仕上がりやすくなります。
強めの中火くらいの比較的高い温度を保って、じっくり火を通していきましょう。表面に衣が付き、しっかりと色づいたら取り上げて油を切ります。レモンをくし切りにして添えたら完成です。コンビニのホットスナックテイストの唐揚げに仕上がります。
次に、片栗粉を使った唐揚げです。鶏肉に調味料を揉みこみ、小麦粉のときと同じように油に片栗粉を溶かして強めの中火で火にかけます。沈殿している可能性があるので、火にかける前に再度泡立て器で混ぜましょう。全体的に油がシュワシュワしてきたら鶏肉を入れ、片面に火が通ってきたらひっくり返します。じっくりカラッと揚げて取り上げ、レモンを添えたら完成です。
衣がザクザクとした食感に仕上がり、まるでお店のような仕上がりに!リュウジさんやスタッフさんが、大絶賛していました。
小さめのフライパンを使用すると、衣がしっかりと張り付きやすくなりカリッとした食感に仕上がる確率が高くなります。また、比較的長い時間揚げるので、むね肉では固くなる可能性を指摘。そのため、もも肉や手羽先などで作るのがおすすめです。
唐揚げを敬遠していた人からの喜びの声
唐揚げ作りは大変だから敬遠しがち…でもこの作り方なら手軽で試せそうという声が寄せられています。
- 「片栗粉での検証もして下さったのマジ有難い」
- 「20センチのフライパン、油70cc、片栗粉大さじ2、で作ってみました。思ったよりも良い感じに作れました!」
- 「揚げ物は掃除が大変なので敬遠しているのですが、そんな俺でも揚げたくなる」
- 「これいいですね!汚れ物も少なくなるし、油も少なくていいし、深い鍋じゃなくて浅いフライパンで揚げ焼きなのも手軽」
- 「画期的すぎる…」
粉類を付けるためのバットなどを用意する手間も省け、洗いものも少ないので気軽に試せるのも特徴です。