蚊取り線香はコバエにも効く!殺虫効果と使用方法

からし色の浴衣を着た女性が手に持っている蚊取り線香

蚊取り線香は、蚊だけではなく、コバエなどの虫全般に効きます。コバエって、いつの間にか飛んでいるのですよね。小さくて、動きも速いので、なかなか駆除できません。一体どこから入ってきたの?と言いたくなってしまうくらいです。とくに、生ゴミを捨てるゴミ袋やごみ箱には、コバエが発生しやすいですよね。蚊取り線香を使ってコバエを撃退する方法があります。蚊取り線香の殺虫効果や使用方法などご紹介します。

蚊取り線香はコバエにも効く!

豚のホルダーと蚊取り線香

暑い季節になると、コバエなどの虫対策が欠かせなくなりますね。ドアや窓を開けたほんの一瞬のうちに家の中に侵入してきたり、網戸の隙間から侵入してくる虫もいます。大きな虫であれば、殺虫剤を直接使用して駆除することができるのですが、コバエなどの小さな虫に使用するのはなかなか難しいものです。

そんなときに役立てたいのが蚊取り線香です。“蚊取り”と名前にあるくらいなので、蚊にしか効かないのだろうな、と思われている方も多いのではないでしょうか。実は、蚊取り線香は、コバエなどの虫全般に有効的なのです。

蚊取り線香の有効成分は殺虫効果が高い

蚊取り線香に使われている有効成分には「ピレトリン」という成分があります。ピレトリンは、昆虫への殺虫効果に優れています。その一方で、私たち人間や、犬や猫などのペットへの毒性はとても低いです。室内でも安全に使用することができます。

蚊取り線香の灰も有効活用できます

たとえば、生ゴミを捨てるためのゴミ箱には、コバエなどの虫が発生しやすいですよね。ゴミ袋の底に蚊取り線香を焚いた後に残る灰を入れておくことで、コバエなどの虫の発生を防ぐことができます。また、生ゴミのニオイも軽減することができます。

蚊取り線香はコバエ以外にどんな害虫に効くの?

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蚊取り線香に使われている有効成分であるピレトリンは、基本的には、どんな虫にも効くとされています。しかし、蚊やコバエのように効果抜群の虫もいれば、効き目が薄くなってしまう虫もいるようです。クモやゴキブリなどの大きな虫には効きめが薄く、駆除するのは難しいと思います。ただ、全く効果がないわけではありませんので、まだ成長していない、小さなクモやゴキブリであれば駆除できるかもしれません。

蚊取り線香とは

白い背景に置かれた蚊取り線香

金鳥の渦巻 蚊取り線香 30巻 缶

主に、蚊を駆除することを目的とした、線香タイプの殺虫剤です。殺虫剤と聞くと、虫に直接噴射することで駆除するスプレータイプを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。焚いて使用し、煙が発生する蚊取り線香も、殺虫剤のひとつです。

煙ではなくピレトリンによって駆除します

蚊取り線香に火をつけると、先端が赤く燃え、煙が発生します。蚊やコバエなどの虫を駆除することができるのは、この煙による効果だと思っていませんか?蚊取り線香には、ピレトリンという有効成分が含まれており、赤く燃えている先端からピレトリンが気化します。その帰化したピレトリンが広がり、蚊やコバエなどの虫を駆除することができるというわけです。

実は、煙には殺虫効果はなく、煙の中にはピレトリンは含まれていません。何となく、煙が煙たくて虫も死んでしまうのではないか、と考えてしまうものですよね。

ピレトリンは除虫菊から抽出されています

蚊取り線香の有効成分であるピレトリンは、キク科の多年草である、シロバナムシヨケギク(除虫菊)という花から抽出されています。ピレトリンは、シロバナムシヨケギクの子房に含まれている成分で、花が開き、花粉が付着している間に摘み取られます。そうすることで、有効成分を最大に活かすことができるのだそうです。

ピレトリンは天然の殺虫成分であるため、私たち哺乳類には毒性がありません。そのため、ずっと昔の時代から、蚊やコバエなどの虫除けや駆除剤として使用されてきました。除虫菊は、明治時代の初期に渡来したとされており、全国で栽培されるようになったのだそうです。戦前では、北海道が栽培地として有名でした。しかし、戦後には合成殺虫剤が出回ったため、除虫菊の蚊取り線香を使用する人は減ったようです。

即効性

蚊取り線香は、火をつけた瞬間から有効成分(殺虫成分)が気化します。そして、素早く広がっていくため、即効性に優れています。使用場所を選びませんので、室内でも屋外でも使用することができます。火をつける必要がありますので、蚊取り線香とライターをセットで置いておくと、サッと使えて便利です。

安全性

蚊取り線香の有効成分(殺虫成分)であるピレトリンは、全ての哺乳類に害のない成分です。私たち人間はもちろん、犬や猫などのペットにも害はありません。実際に私はペット用の蚊取り線香を屋外で使用していますが、これまでに私や愛犬たちに健康被害が起きたことは一度もありません。ピレスロイドが体内に取り込まれたとしても、酵素によって分解されたのち、排出されるのです。

一方、蚊やコバエを含む、昆虫・爬虫類・両生類には有害な成分ですので、ペットとして飼われている場合、蚊取り線香の取り扱いにご注意ください。また、蚊取り線香には独特のニオイがあり、煙も発生します。そのニオイや煙を吸い込んだことによって、気分が悪くなってしまったり、頭痛が起きることがありますので、注意してご使用ください。

コバエとは

コバエ

コバエって、なぜコバエと呼ばれているか、ご存知でしょうか。コバエという名前の虫ではありません。ハエの子供でもありません。まるでハエのように素早く飛び回り、ハエを小さくしたような姿から、コバエと呼ばれているのです。キッチンの生ゴミの上を飛んでいるコバエ。それは、ショウジョウバエであることがほとんどです。実は、日本で見られるコバエには、4つの種類がいます。「ショウジョウバエ」「チョウバエ」「キノコバエ」「ノミバエ」です。それぞれのコバエには、好物とされるものがあり、発生する場所も異なります。

ショウジョウバエ

ショウジョウバエの好物とされているものは、野菜・果物・アルコール・調味料などです。欧米では、ショウジョウバエのことをフルーツフライと呼んでいるのですが、とくに熟したフルーツを好むからです。発生しやすい場所はキッチンです。

チョウバエ

チョウバエは、湿地が大好きです。家の中で好む場所は、お風呂・キッチン・トイレなどの水回りです。湿地にあるヘドロを好物とし、それを食べて生きています。

キノコバエ

キノコバエの好物とされているものは、観葉植物などの土に生えているキノコ類の真菌です。室内で植物を育てていると、その周りを飛んでいることがあります。

ノミバエ

ノミバエは、美食家であるとされています。キッチンの三角コーナーの上を飛び回り、生ゴミを食べることはもちろん、食卓の上を飛び回り、食べ物を狙っているのです。ノミバエの発生源は、腐敗した動物物質・動物の排泄物です。

コバエの大量発生に要注意!

孵化したコバエが産卵するまでの期間は2日~4日ほどです。そして、産卵から成虫になるまでの期間は10日ほどです。あっという間に大量発生してしまいます。室内でコバエが飛んでいるのを見かけたら、すぐに蚊取り線香を焚き、駆除してしまいましょう。

まとめ

青空に向けた、ピンク色の蚊取り線香

  • 蚊取り線香はコバエにも効く
  • 蚊取り線香にはピレスロイドという有効成分(殺虫成分)が含まれているが哺乳類の健康に害はない
  • 蚊取り線香は即効性と安全性に優れている
  • 蚊取り線香は使用場所を選ばず、室内でも使用することができる

このようなことから、長年に渡って根強い人気を維持している蚊取り線香。あの独特なニオイが苦手だという方もいらっしゃると思います。最近では、ラベンダーやローズなどのアロマタイプの蚊取り線香も人気です。ニオイを気にされる方はぜひこちらを使用されてみてはいかがでしょうか。もちろん、香りが良いだけではなく、蚊やコバエなどの虫にしっかり効きます。また、蚊取り線香を置いて使用するホルダーですが、デザインも豊富で、蚊取り線香を思わせない商品もあります。思わず、選ぶのが楽しくなりそうです。

からし色の浴衣を着た女性が手に持っている蚊取り線香

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