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ついうっかり…!未開封だけど賞味期限切れになってる!
冷蔵庫や戸棚などにしまっておいた食材をみつけたとき、未開封の状態だけど賞味期限が切れていたという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。未開封だから大丈夫?と思いつつ、食べても大丈夫か不安…。そんなときにチェックしたい、未開封で賞味期限が切れている食材を捨てるべき目安をご紹介します。
未開封だけど賞味期限が切れている食材を捨てるべき目安
未開封だけど賞味期限が切れている食材を捨てるべき目安は、以下の通りです。
1.数年単位で賞味期限が切れている
賞味期限が切れて数日程度であれば、問題なく食べられる食材は非常に多いです。しかし、数年単位で賞味期限が切れているものは、未開封の状態だったとしても食べるのは危険である可能性が高いといえます。
正しい保存方法を守っていた保存食であれば、もしかすると問題なく食べられるかもしれません。しかし、一般的な袋菓子などの場合は劣化しているかもしれないので、特別な保存食でない限り食べるのは危険といえます。
2.保存場所が適切ではなかった
賞味期限が切れて数日しか経過していないものでも、保存場所は不適切だと未開封の状態でも食材は劣化します。
- 高温多湿の場所
- 直射日光が当たっていたなど
未開封でも、食材は劣化します。保存場所には、十分注意しましょう。
3.外見がかなり劣化している
外見がかなり劣化しており、中の食材に影響を及ぼしている場合は、未開封でも食べない方が無難といえます。
- 缶詰がサビていて、穴が開いている
- 袋に小さな穴が開いている
穴が開いているとなると、その部分から酸素が入るので、食材が劣化していきます。虫が侵入する可能性も非常に高いので、食べられない状態になっていることが想定されます。
4.開封時、異臭がした
外見の状態が悪くなく、保存場所も適切で、賞味期限が切れて数日のものを開封したとき、食材の見た目そのものは変化がないものの、普段はしない異臭を感じたら食べるべきではありません。
- つんとした酸味があるニオイ
- 腐敗臭
- 鼻を覆いたくなるような異臭など
異臭が立ち込めているものは、洗ったり火を通したとしても食べるべきではありません。
5.状態が悪く、味が変わっている
開封したとき、食材の状態が悪かったり味が変わっている場合は、潔く破棄しましょう。
- 食材が変色している
- 食材が溶けている
- ぬめりがあり、水分が出ている・干からびている
- 酸味が強い
- 渋みや苦みを感じる
- 舌がピリピリするなど
本来感じるはずのない変化があるのであれば、食べるのは危険です。
賞味期限切れで未開封のものを食べるときの注意点
未開封でも賞味期限が切れているものを食べるとき、以下の点に注意しましょう。
- 保存環境に問題がなかったかを確認する
- 保存容器に劣化などがみられないかを確認する
- 開封時の香り、食材の外見に変化がないかを確認する
- 少し食べてみて、味がおかしくないか、舌が痺れないかを確認する
前述通り、未開封の状態であっても食材は劣化します。保存環境が適切ではない場合、賞味期限を待たずして腐敗することもあるので、食材の状態や香り、味には十分注意しなければなりません。
まとめ
未開封の状態で賞味期限が切れてしまったものは、保存環境が適切であれば食べられることが多いです。しかし、劣化することもあるので、食べる前に入念にチェックする必要があります。