『他人と自分を比べること』のデメリット5選 考え方で気持ちを切り替えて

他人と比較することは、どんな人でもあります。しかし、比較することによってマイナス思考になってしまい、本来の実力が出せない状態になってしまうのはよくありません。他人との比較で発生する可能性があるデメリットをまとめたので、ぜひチェックしておきましょう。ネガティブ思考になる前に試したい、考え方の切り替え方法も必見です。

なにかにつけてすぐに他人と比較してしまう

仕事やプライベートなど、なにかにつけて他人と比較してしまう癖がついていると、気分が落ち込みやすくなりやすい傾向があります。気持ちが乱れると本来の実力が発揮できず、冷静な判断に欠ける行動や思考になりやすいため要注意!

他人と自分を比べることで生じるデメリットをチェックして、気持ちを切り替える考え方を身に着けましょう。

『他人と自分を比べること』のデメリット5選

他人と自分を比べるデメリットは、以下のものがあります。

1.自己肯定感が下がる

他人と比較することで、他人のできている部分に注目し自分ができていない部分にばかり注目してしまうと、自己肯定感が下がりやすくなります。自分は他人と比べてなにをやってもダメなんだと感じる回数が増えると、自己肯定感が下がってしまいやすくなるので要注意!

自己肯定感が低下することで、自分が取り組んでいることに対する不安が増したり、自信を持ちにくくなってしまいます。

2.ストレスを感じやすくなる

他人と比較し自分ができていない部分にばかり注目していると、なぜ自分はできないのかといら立ちを募らせやすくなります。その結果常にストレスを抱えることになり、イライラや焦りが気持ちのどこかで常にくすぶっている状態になりやすいです。

適度なストレスは成長に欠かせませんが、常になにかしらのストレスを感じ続けている状態は心身に大きな負荷をかける原因につながるので気を付けましょう。

3.平常心を保てず、正常な判断を下しにくくなる

他人と比較することで、焦りやいら立ちなどの感情が常に渦巻いていると、平常心を保つのが難しくなりやすいです。気持ちが不安定でネガティブ思考になっているときに下した判断は、よい結果を導きにくくなるので要注意!

思考が正常ではなかったためによい結果が導き出せなかったことに対して、「あの人ならもっといい結果が出せた」と再度他人と比較することで、さらに正常な判断を下しにくくなるスパイラルに陥る可能性もあります。

4.自らの成長を妨げることも

自分よりも優秀な人と常に自分を比較し続けていると、「どうせ自分なんて」という投げやりな気持ちになることもあります。このような感情が先行すると、チャレンジ精神が削がれてしまい、自らの成長の妨げになります。

5.幸福度の低下

自分が今手にしていない幸福を手にしている人との比較は、基本的に良い結果を導き出せません。今すぐできない結婚や出産、出世などを他人と比較すると、ないものねだりの状態になるため、今すぐや自分の努力だけで結果が出ないものを他人と比較するのはよくありません。

気持ちを切り替えるための考え方とは

窓を開け外の空気を吸いながら深呼吸している女性

他人との比較で気持ちが落ち込むことは、誰にでもあります。考え方を切り替えて、気分をアップさせましょう。

  • 自分にないものを持っている人との比較…相手が手にしている幸せだけでなく、今の自分の手の中にある幸せを見つけてみる
  • できないことではなく、自分ができることや得意なことに目線を向ける
  • 人それぞれ価値観が違っていることを把握する
  • 比較対象を、他人ではなく過去の自分にするなど

他人との比較で向上心がアップする場合は、比較することでよい結果を導きやすくなります。しかし、気持ちがダウンしネガティブになるのはよくありません。ネガティブ思考に傾きそうになった段階で、考え方を切り替えましょう。

まとめ

他人を比較してしまうことは、誰にでもあります。比較することで自分の気持ちがどのように変化するのかを客観的にとらえ、ネガティブ思考になる前に考え方を切り替えましょう。

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