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除草剤は使うときに注意が必要!
除草剤を使用すると、簡単に雑草が枯れるのでなにかと便利です。しかし、除草剤は使用方法を間違ってしまうと、思いもよらない事態を招いてしまう可能性があります。決して弱い成分ではないことを念頭に置いて、除草剤を安全に使用しましょう。
除草剤を使用するときの『6つのタブー』
除草剤を使うときのタブーは、以下のものがあります。
1.自分の敷地以外の場所に撒く
除草剤は農薬の成分を含んでいるので、自宅以外の場所に使用するのは避けるべきです。
- 近隣の住宅の庭に撒く
- 自分の敷地ではない田畑の雑草に撒く
- 頼まれていないのに神社やお寺の敷地内に撒くなど
上記のようなことは、絶対にすべきではありません。農作物への被害や人や動物に対する被害、景観を損なうなどの事態を招く恐れがあります。
2.人や動物に故意にかける
除草剤は非常に強い成分でできているので、遊び半分で人や動物にかけてよいものではありません。かかった箇所の皮膚に異常が出たり、目に入った場合病院での処置が必須になります。
3.除草剤がどのようなものかわかっていない人の手の届く場所に置く
除草剤は、洗剤同様飲み物ではありません。しかも強い成分を含むものなので、誤飲するととんでもない事態になる可能性が高いといえます。
- 幼児
- 認知機能が低下している人
- 悪用する可能性がある人など
除草剤の情報を正しく把握していない人と手が届く場所に、除草剤を置くのは危険です。
4.除草剤で使用したジョーロで草木に水をやる
除草剤の使い方は商品によってさまざまで、直接雑草に撒くものから、ジョーロなど液体を入れて水で薄めて使用するものまであります。除草剤を入れたジョーロで草木に水をやると、成分が残っている場合枯れてしまう原因につながるため、除草剤専用のジョーロを用意するのがおすすめです。
5.露出度の高い格好で除草剤を扱う
除草剤を散布する際、肌に除草剤が触れると肌がただれるなどのトラブルが起きやすいです。そのため、露出度の高い洋服で除草剤を散布するのはNG。目に入らない世にするためには、専用のメガネを着用し、風が強く吹いていないときにしましょう。
6.希釈を守らない
なかなか雑草が枯れない、とにかく早く雑草を枯らしたいからといって、高濃度の除草剤を雑草にかけるのはNG。土の中に高濃度の除草剤が浸透するので、雑草が枯れた後に花などを植えても育たない可能性が高いです。
除草剤を使う前に知っておきたいメリット・デメリット
除草剤を使用するメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット
- 楽に雑草を枯らすことができる
- 手間をかけずに雑草が枯れる
- 根まで枯らす成分が入っているものは、雑草が生えにくくなる
デメリット
- 人体や動物に悪影響を及ぼす可能性がある
- 液体がかかってしまったら、花や農作物も枯れる
- 希釈度を守って使用する製品がある
- 液体が入っていた容器は、再利用できないので破棄する手間があるなど
メリットとデメリット双方を見比べ、雑草の除去方法をどうするか決断しましょう。
まとめ
除草剤を使用するときのタブーと、除草剤使用によるメリットとデメリットは、除草剤を購入する前にチェックしておきましょう。家庭環境などに合わせて、除草剤を使用するかを検討してみてください。