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安い胸肉とスーパーの野菜で作る『鶏胸肉と白菜のブゼレ』
フランス料理は敷居が高く、自宅で作るのには不向きと思っていませんか?伝説の家政婦・タサン志麻さんが発信している『鶏胸肉と白菜のブレゼ』は、安い胸肉とスーパーで購入できる材料で作れる、簡単かつおしゃれで美味しい蒸し料理です。
『鶏胸肉と白菜のブレゼ』の材料は、鶏むね肉2枚(好みの量)、玉ねぎ1個、にんじん2本、白菜1/2個、タイム・ローリエ(あれば)、塩コショウ、白ワイン100cc、コンソメ1個、サラダ油大さじ1、ベーコンブロック80gです。
今回は、皮付きの鶏むね肉を使用します。白菜をたっぷり使用するので、フライパンは深さがある大きなものを用意しましょう。鍋に大さじ1程度の油を引き、鶏肉の水分をキッチンペーパーなどで拭き取ります。このとき、皮が寄れている場合はしっかりと伸ばしましょう。水分を拭き取ったら、鶏肉の両面にしっかり塩を振ってうまみを引き出します。コショウは好みの量でOK!
フライパンに火をつけ、すぐに鶏肉を投入。このとき、皮がしっかり伸びているかを確認しましょう。ジューっという音がするまでは強火で、音がしてきたら中火に落とし、皮に焼き色を付けます。鶏肉を焼くときの香りや音などに注意しつつ、玉ねぎを櫛切りにしましょう。玉ねぎはばらばらにしてカットすることで、大きさをそろえて切り分けられます。
鶏の皮にきつね色の焼き色が付いたら、ひっくり返してサッと焼き、一度フライパンから取り出します。皮がついていないものを使用する場合は、こんがり焼くと固くなりやすいので、焼きすぎないように注意してください。鶏肉の内側に火が通っていなくても、問題ありません。
フライパンには鶏から出た旨みと油が残っているので、それを利用して仕上げていきます。切った玉ねぎを火を止めたフライパンに入れ、にんじんを1.5cm幅の輪切りにし、白菜は芯を取ってざく切りにしましょう。切った野菜はその都度フライパンに入れ、白菜を入れたら強火で着火。
ジューっという音が聞こえてきたら、白ワインを入れましょう。アルコールが飛ぶよう強火で加熱し、蒸気があがる温度になっているのを確認したら先ほど焼いた鶏肉の皮目を上にして乗せ、コンソメと水を加えます。
白菜から水分が出るので、水はできるだけ足さない方が美味しく仕上がりますよ。水を入れる場合は、50~100ccに留め、沸騰させます。あればタイムとローリエを乗せます。沸騰後は弱火にして、蓋をして煮込みましょう。蓋が閉まらない場合は、水を足して蓋を乗せてください。
水分が鍋の中でぽこぽこと音を立てている状態になったのを確認したら、弱火で1時間ほど煮込みましょう。途中音を確認し、ぼこぼこ音を立てている場合は火が強すぎるため弱めましょう。時間がない場合は、30分くらい煮込めば食べられる状態になってます。
ベーコンがある場合は、50分くらい煮込んだ段階で切り分けて入れましょう。志麻さんは、細切りにして加えました。水分が多ぎる場合は、蓋を取って強火で煮詰めてください。鶏肉は熱い状態で切り分けると蒸気が出て肉そのものがパサつきやすくなるので、少し早めに取り上げてアルミホイルをかけておきます。
煮詰める目安は、汁を飲んだときに味がしっかり凝縮していると感じるかという点です。そのため、味を見つつとれくらい煮詰めるべきかを見極めましょう。水分が沸騰していると水の量が多く見えやすいので、水分量を確認するときは火を止めてから確認してくださいね。
鶏肉は繊維質なので、繊維に逆らって斜めにそぎ切りにしましょう。お野菜をお皿に盛り付けて鶏肉を乗せたら、鶏肉の上からスープをかけて完成です。鶏もも肉や豚ロースでも、美味しく作れます。
こんなに簡単に仏料理が作れる!視聴者の声
難しいと思いがちなフランス料理ですが、煮込むことで簡単に美味しくできるなんて!視聴者の声は、以下の通りです。
- 「「ブレゼ」言葉すら知らなかったです。 こんな手軽な仏料理があるとは。」
- 「胸肉は安いので助かります。野菜も沢山摂れていいですね」
- 「シンプルで楽ちんな作り方なのに、こんなに美味しくなるなんて」
- 「スーパーの野菜がびっくりするくらい甘く美味しくできました!」
- 「小さい子も食べられて多少放置しても大丈夫なお料理レシピ、とてもありがたいです」
弱火にして煮込むとき、ずっと見守りが必要なわけではありません。しかし、火が強すぎない方要所で確認する必要があります。