新横綱・豊昇龍 堂々の土俵入りに『館内から突如奇声』のマナー違反も ネット上では批判の声相次ぐ「空気読まないと」「マナー冊子の配布を検討すべき」

新横綱・豊昇龍が大相撲三月場所の初日に土俵入りした際、館内から突如として奇声が上がるマナー違反行為があり、ネット上で批判の声が上がっています。この出来事の詳細とネットの声をまとめました。

新横綱・豊昇龍が大相撲三月場所で堂々の土俵入り 突如、館内から奇声が上がるマナー違反にネット上で批判の声も

3月9日、大阪のエディオンアリーナで大相撲三月場所の初日が開幕し、第74代横綱・豊昇龍が幕内取組前に横綱土俵入りを披露しました。豊昇龍は叔父である大横綱・朝青龍と同じ「雲竜型」で堂々とした所作を見せ、館内のファンからは「よいしょー」の掛け声が響き渡りました。

しかし、豊昇龍が土俵中央へ移動し、正面を向いて深い呼吸をした瞬間、館内の静寂を破るように男性の奇声が響き渡りました。この予想外の出来事に、周囲の観客が驚く様子も見られましたが、豊昇龍は動じることなく、最後まで堂々と土俵入りをやり遂げました。館内は拍手や歓声に包まれ、「豊昇龍」「頑張れ」などの声援が飛び交い、一体感のある雰囲気へと戻りました。

しかし、この奇声に対し、ネット上では「ガヤ空気読めよ」「台無しだ」「タイミング悪すぎる」といった批判の声が多数寄せられ、大相撲観戦のマナーについて改めて議論が巻き起こっています。

一方、解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「落ち着いていて、何年もやっているような貫禄があった」と称賛。実況の藤井康生アナも「おじの朝青龍を思い出した」と感想を述べるなど、豊昇龍の初めての横綱土俵入りは高い評価を受けました。

その後、豊昇龍は結びの一番で小結・阿炎に一方的に突き出され、初日は黒星スタートとなりました。

このニュースに寄せられたネットの声

「これに限らず最近の相撲観戦のマナーはほんとにひどい」
「伝統文化の新規ファンの獲得は常に悩みの種だろうが、ファンになったからには観戦・観劇ルールを調べることは当たり前のこと。ルール・マナーを順守させることを徹底すべき」
「新規のファンにしてみれば、なかなかわからないことも多いとは思うけど、周りを観察して自分なりに勉強してから…ってことだと思うよ。1番に声を掛けたい!って気持ちもあるだろうけど、だったら尚更空気読まないとね」
「入場の際に取組表と一緒にマナーの冊子の配布を検討すべきだと思います」
「相撲は間を大切にする競技。難しいところもあるので、ある程度の説明は必要かと思う」

最近になり、若い層や外国からの訪日客などが相撲に興味を持つようになり、再び人気に火がつき始めている大相撲。しかし、それと同時に、伝統として守られてきたマナーが破られてしまうという歯痒さを感じる往年のファンも多くいます。

今後はネット上でも要望が出ている通り、マナー冊子を配布するなど何らかの対策が求められそうです。

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