『100億年に1秒』しかずれない”世界一正確”な 光格子時計 日本から実用化 ネットで話題に「5億払う人は本当に1秒ズレたか確認するんだろうか?100億年後に2秒ずれたので5億返してって」「仮に宇宙が始まってからだと、今日まで2秒と違わない、と言う凄い話だぞ…」

100億年に1秒しかずれない世界一正確な光格子時計実用化 話題に

京都発 – 島津製作所(京都市)は5日、日本人研究者が発明した世界最高精度の「光格子時計」の商用販売を開始すると発表しました。この革新的な時計は、なんと100億年で1秒しかずれないという驚異的な精度を誇ります。

光格子時計の原理は2001年に東京大学の香取秀俊教授(60)によって考案されました。これまで理論研究や試作機の段階にとどまっていましたが、このたび島津製作所が共同開発を経て、ついに実用化に成功しました。

現在の「1秒」を定義している国際標準のセシウム原子時計と比較して、精度は100倍以上も高いとされています。重さは約200キログラムで、価格は1台5億円に設定されています。
島津製作所によると、今後3年間で10台の販売を目標としており、すでに国内外の研究機関から多くの問い合わせが寄せられているとのことです。

この超高精度時計は、火山活動や地殻変動の観測など、さまざまな科学研究や技術応用に革命をもたらすことが期待されています。わずかな高低差でも時間の進み方が変わるという相対性理論の効果を検出できるほどの精度を持つため、地球科学の新たな展開にも貢献するでしょう。

加えて、光格子時計の驚異的な精度は多様な用途を切り拓きます。地下資源探査では、重力の微細な変化を検出することで埋蔵量の推定精度が飛躍的に向上します。また、宇宙研究においては、より正確な測位システムの構築が可能となり、深宇宙探査や重力波検出の精度向上にも貢献します。

通信技術の分野では、金融取引など時間同期が極めて重要なシステムの信頼性を高めるほか、量子暗号通信など次世代セキュリティ技術の基盤としても期待されています。さらに、基礎物理学では、物理定数の変動など、これまで検証が困難だった現象の観測も可能になるかもしれません。

日本発の革新的技術がついに実用化の段階を迎え、世界の時間計測に新たな時代の幕が開かれました。

この話題に寄せられたネットの声

コメント

「日本の研究力・技術力がまだ健在だと、久しぶりに明るいテクニカルニュースですね」
「億って単位を約分して100年あたり5円だと思うと非常にコスパが良いよね」
「5億払う人は本当に1秒ズレたか確認するんだろうか?100億年後に2秒ずれたので5億返してって」
「現在では地上と衛星の時差、ギガ帯の波長測定など「ピコ秒」単位の能力が必要になる。このことを考えれば、100億年に1秒は非常に重要。」
「100億年で1秒の誤差と言うことは、仮に宇宙が始まってからだと、今日まで2秒と違わない、と言う凄い話だぞ…」
「スカイツリーのてっぺんと地上でも時間ってずれるんだよね」

この話題には数多くの驚きの声が寄せられていました。

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