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トランプ大統領「円安にするな」日本の指導者に電話したと主張 石破首相「電話来ていません」両者の食い違いが話題に
米国のドナルド・トランプ大統領が「日本の指導者に電話し、通貨切り下げについて警告した」と発言した一方で、石破茂首相は「そのような事実はございません」と否定し、両者の食い違いがネット上で大きな話題となっています。
トランプ大統領は3日、「日本の指導者に電話し、自国の通貨を切り下げ続けてはならないと伝えた」と発言。さらに、この問題を解決するのは関税だと述べ、日本への関税導入を示唆しました。
これに対し石破首相は4日の衆院財務金融委員会で「トランプ大統領から私に電話があったのかということでございますが、そのような事実はございません」と明確に否定しています。
テレビ朝日の「モーニングショー」でこの話題が取り上げられ、「トランプ氏は一体誰に電話したのか」という疑問が投げかけられました。
番組に出演した第一生命経済研究所の前田和馬主任エコノミストは「実際のところはよく分からず、ただトランプさんはメディアでいろんなことをしゃべっているので、ちょっとした言い間違いや思い違いもあったりする可能性も否定できないと思います」と説明しています。
この食い違いを受け、SNS上では冗談めいたコメントが多数寄せられています。
現時点で、この発言の食い違いについてのアメリカ側からの正式な説明はなく、トランプ大統領が実際に誰と通話したのか、あるいは通話そのものが事実かどうかは不明なままです。
円安問題と貿易摩擦については今後も日米間の重要な課題となりそうです。
この話題に寄せられたネットの声
「そこはハッタリでもいいから来たって言おうよ」
「いずれにせよ、寂しい話しですね」
「日本の首相が財務省・官僚・日銀などよりも立場が弱いことを、トランプも知っているのではないでしょうか?」
「財務官僚に電話してたんなら的を得てるかもね」
「国民も石破氏が指導者と思っていない人が多そう」
「言ってもない事を言って、どういう反応を取るかを見ているのでは無いか?」
この話題には数多くのコメントが寄せられていました。