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スニーカーを『履かないで保管』はNG!その理由は?
皆さんは長年、履いていないスニーカーをお持ちではありませんか。スニーカーは履かずに保管していると、劣化を早めてしまうと言われています。ここではその理由を解説します。
1.空気中の水分を吸い込んで劣化してしまう
スニーカーを履かないで保管していると、『加水分解』と呼ばれる劣化現象が起こりやすくなります。通常頻度で履いていても5年ほどで加水分解は起こりますが、履かずに保管していると2〜3年と早々に起こってしまうため、劣化を早めてしまうのです。
加水分解とは、スニーカーに使われている素材が空気中の水分を吸い込むことで化学反応が起こり、素材がボロボロと崩れてしまう現象を指します。
履かずに保管していると、吸い込んだ水分を外へと蒸発させる機会がないため、劣化減少を悪化させやすくなるので注意が必要です。
2.ソール内に吸収された水分を発散できない
スニーカーの中でも特にソールに使われていることの多いポリウレタンと呼ばれる素材が加水分解を起こしやすいと言われています。
しかし、ソール内に吸収されてしまった水分は、通常、履いて歩くことでしか発散させられません。そのため、履かずに長く保管し続けていると、ソールから水分が発散されず、やがてスニーカー全体に吸収された水分の影響を与えてしまい、劣化が早まってしまいます。
3.箱に入っている再生紙の影響で黄ばむ恐れ
スニーカーを履いていない期間は買った時についてきた箱に入れて保管している人も多いでしょう。もしも箱に入れて保管している場合は、時々出して履くように心がけたり、箱に最初から入っている再生紙は取り出しておいてください。
再生紙を入れっぱなしのままスニーカーを収納してしまうと、再生しに含まれているリグニンという成分が空気に触れた時に黄色に変色し、その黄ばみがスニーカーへと移ってしまいます。変色の原因となるので履かずに再生紙と一緒に保管することは避けましょう。
4.高温多湿によりカビが生えてしまう
スニーカーを長らく履かずに箱やシューズクロークに保管し続けていると、密閉空間で高温多湿の環境になり、スニーカーも傷みや形崩れ、カビの発生などの影響を受けてしまいます。
シューズクロークに保管している場合は、収納している靴の量が多ければ多いほど湿度が高くなりやすい傾向にあります。そのため、保管しっぱなしにはせず、時々風通しの良い場所で陰干ししたり、保管中は乾燥剤を靴の中に入れておくなど対策しましょう。
スニーカーを長持ちさせる方法や正しいケアを紹介
スニーカーが好きで集めている人の中には、スニーカーをきれいな状態のまま長く保管しておきたいと考える人も多くいます。そうでなくとも、愛用しているスニーカーは長く使い続けていきたいですよね。ここではスニーカーを長持ちさせる方法や正しいケアについて解説します。
スニーカーを長持ちさせる保管方法
スニーカーを長持ちさせるためには、以下のポイントを押さえて保管しましょう。
- 1〜2週間に一度は履いて吸収した水分を発散させる
- 履いた後はスニーカーを風通しの良い場所で陰干しさせてから収納する
- 1ヶ月に1回を目安に撥水スプレーで撥水加工を施す
- シューズクロークで保管する場合は、中に靴箱用の除湿剤を置く
- 箱に収納して保管する場合は、スニーカーの中に乾燥剤を入れる
- ジップロックなどの密閉仕様の袋に乾燥剤と一緒に入れて保管する
いかがですか。これらのポイントを押さえて正しく保管することで、スニーカーの加水分解現象やカビの発生などを防ぐことができます。
また、保管する際はスペースに余裕を持ってスニーカーを収納してください。ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、スニーカーが吸収した水分で湿度が上がってしまうため、傷みやすくなります。
スニーカーの正しいケア方法は?
スニーカーを長持ちさせるためには、ケア方法も重要です。以下の手順に沿って、スニーカーを定期的にお手入れしてください。
- 水で濡らしたブラシにスニーカー専用クリーナーをつける
- スニーカーの汚れを軽く落とした後、一定方向にブラッシングする
- 乾いたマイクロファイバークロスなどで拭き取る
- 風通しの良い場所で陰干しさせて自然乾燥させる
基本はこの手順でスニーカーをお手入れします。ただし、スニーカーの素材によってお手入れ方法も変わるので、購入する際に店員にお手入れ方法を尋ねておくと安心です。
また、より長持ちさせたい場合は、完全に自然乾燥させた後、収納前に撥水スプレーをかけておきましょう。
愛用スニーカーは正しい保管方法やケアで長持ちさせよう
いかがでしたか。愛用しているスニーカーは、正しい保管方法やケア方法で長持ちさせられます。今回ご紹介した知識を参考に、スニーカーは1週間〜1ヶ月に一度はお手入れをして、長持ちさせられる方法で保管しましょう。